他の力＝育毛剤リアップやプロペシアでなんとかしようとすると高くつく

リアップやプロペシアには効果はあります

どんな育毛剤でもリアップでもプロペシアでも効果はあります。でもその効果は、リアップの場合は血管を拡張させる作用であり、プロペシアの場合は5αリアクターゼ2型阻害作用であり、他の育毛剤の場合は広告で謳っている作用の効果はあるのです。

この辺のことは、広告や説明書きをよ～く読んでおかないと、変な思い込みや先入観で決め込んでしまいがちになります。
例えば、リアップなら血管を拡張することで血を集めて発毛を促すのです。
プロペシアなら、5αリアクターゼ2型の作用を阻害することでDHTの生成を抑制することで、角化細胞抑制因子を減らすのです。

それだけで済めば良いが、そんなことはあり得ない

リアップのように血管を拡張させて血を集めるだけで済むのなら、何の問題もありません。プロペシアのように5αリアクターゼ2型の作用を阻害することでDHTの生成を抑制するだけで済むだけなら何の問題もありません。

が、それだけで済まないのが対症療法の弊害です。

このことをちゃんと説明しないブログ・サイト・Yahoo知恵袋や教えてgoo！の回答・薬を処方する医師なのですね。TVや雑誌・著作の中や日本の皮膚科学会が出した男性型脱毛症の診療指針の中にも、ほとんど記述がありません。

国民の税金でめしを食っている国立大学の教授なんかだと、国民の健康を守る義務があるのですから、その辺の研究をちゃんとした上で発表するのが当たり前なのですが、ほとんど記述がありません。
医者は日本の法律で守られているのですから、少なくても薬を処方する場合には、その薬の副作用や体への影響をしつこいくらいに製薬会社や治験に参加している研究者に聴くのが当たり前です。

ところが、ご相談者にお聞きすると、全くそんなことが見られないのです。

こんな弊害があり高くつく

ミノキシジル製剤の日本の代表がリアップですが、この育毛剤を使っていらっしゃった方の場合、頭皮が赤く炎症を起こしている、ひどい痒みに襲われる、産毛は生えているくるが全て抜けてしまう、等々毛細血管に異常がみられることが多いです。

理由は、薬剤で毛細血管を無理やり広げて血を集めているからです。
結果、周囲の血管はそのままなので、血が集まっても流れが悪くなるので、古い血が溜まりやすくなるうえに、柔らかい血管を広げているので血管自体が痛んでいるようなのです。

その為、リアップを止めても正常な毛細血管に戻るのに時間がかかってしまい（2年も3年もかかる）、なかなか次のケアでは上手くいきません。ケアを行っていると、リアップを使っていたところだけが取り残されることがよくあります。

プロペシアの場合、その効果は全身に及び、特に男性としての機能面や精神面に影響が及ぶことがあります。東洋医学的に見れば、これは精力に余裕が無くなっている状態で、「気」や「血」に余裕を無くして毛が育ちにくい心身になっていると言えるのです。

プロペシアの効果を感じていらっしゃった人ほど、影響＝副作用が強く出ている傾向があります。
この副作用が、不可逆的になる場合があり、毛どころか精神的にもつらい状態が続き、現在プロペシア症候群名で話題になりつつあります。

と見てみると、世間的に効果がると評判になっている薬品ほど、効果面以上に頭皮や心身に悪影響を及ぼして、別に余分に費用と時間が多くかかることが読み取れますね。

ここに書いていることは、私の想像ではなくご相談者の方々のお話から記述している内容だということは申し添えておきます。
他のものの力にすがるよりも、ご自身の頭皮や心身の状態を整えながら、ご自身の頭皮や心身の力で毛を回復していく方が、結局のところ近道で安上がりだと言えますね。

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