【原因があるから結果がある】平成29年(2017年)11月30日に投稿した内容についての追記です。この投稿の最後に以下のように記述しています。
毛は抜ける物なので、抜け毛を問題にするのは大きな間違いです。何かをしたら抜け毛が増えるなら、その抜け毛は自然脱毛で増える時期の抜け毛なのか?それとも、刺さっているだけの毛がたくさん抜ける抜け毛なのか?これらを調べてみる必要がありますね。
自然脱毛とは、ちゃんと成長期を全うして抜ける毛なので、頭皮やヘアケアの習慣や生活に何の問題もない抜け毛のことです。原因としての頭皮やヘアケアの習慣や生活に問題がない結果です。
刺さっているだけの抜け毛とは、成長期が短くなってしまっている毛のことなので、頭皮やヘアケアの習慣や生活のどこかに問題があっての抜け毛のことです。原因としての頭皮やヘアケアの習慣や生活に問題があっての結果です。
【抜け毛は結果でしかない】上記の通り、抜け毛は結果でしかないので、ここに問題があると捉えてしまうと、本当の問題が見えなくなってしまい、何とか抜け毛を減らそうとして、間違ったケアに走りがちです。
実際私のところにご相談にお越しになる方々は、湯シャンにしたら抜け毛が減ったので効果があると安心してしまい、抜け毛が減っているのに薄毛を治せないことに疑問に感じている方がいらっしゃいます。
湯シャンはプラスにも働きませんが、マイナスにも働かないので、湯シャンで抜け毛が減ったのではなく、代謝が低下していた状態が表面化しただけだったりします(湯シャンにしたら反対に抜け毛が増える人もいらっしゃるので、この方限定の話です)。
抜け毛が減ろうが増えようが、それは結果でしかないので、その結果がなぜ出ているのか?を分からないと本当の原因が見えてきません。問題は抜け毛にないと言うことです。
【成長期を終えた毛】抜ける毛とは、成長期を終えた毛のことです。成長期を終えた毛が抜けるのに問題があると考える方が間違っています。
もし、抜け毛を見て参考になることがあるなら、ずっと何年も抜け毛の中身や本数の変遷を追いかける必要があります。その時だけだと結果の変化が分からないからです。
それも、薄毛になる5年くらい前から抜け毛の中身や本数の変遷を、10年以上に渡って毎日克明に残しておかないと、抜け毛としての結果の良し悪しの判断を付けるが難しいです。
ところが多くの人は、ご自分が薄毛でない時の抜け毛のことなんて調べていません。当たり前と言えば当たり前です。
「なんか髪の調子が悪い」とか「最近抜け毛が多い」感じた時に、初めて抜け毛を見るようになるのがほとんどです。そのように感じた時より5年ほど遡(さかのぼ)った時の過去の抜け毛のことを覚えているでしょうか?気にもしていない頃の話なので、誰も5年も前のことを覚えていないのが普通です。
5年ほど前のことと「最近抜け毛が多い」と感じた時の抜け毛の中身や本数の変遷を比べれば、色々と分かることも多いでしょうが、それでも結果の変遷にしか分からないということです。
気になる抜け毛ですが、それよりも『あなた』にとっての本当の問題を知って下さい。
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