育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



皮脂を取り去る行為と製品が問題

前回に、シャンプー剤が残留していたので、お湯洗いだけを十何回も行った方のことを写真付きで紹介しました。こんなことを紹介すると必ずと言って良いほど聞かれることがあります。

それは「頭皮を洗ってはいけないのですか?」「シャンプーで頭皮を使ってはいけないのですか」ってことです。私は、洗うのが良いとか悪いとか、シャンプーを使うのが悪いとか良いとか、二者択一的なことを書いているつもりはないのですが、分かりやすく二者択一で考えたい人が多いようです。

このブログでも常に書いているのが、

  • 「皮脂を取り過ぎるようなシャンプーで」

  • 「皮脂を取り過ぎるようなシャンプー法をとってはいけない」


の二つです。

頭皮を洗うのは良いけど、皮脂を取り去ってしまってはいけないのです。皮脂を取り過ぎないシャンプーで、皮脂を取り過ぎないシャンプー法をとって下さい。

いろんなブランド名を上げて、良いか悪いかを質問してくる方がいらっしゃいますが、誰が見ているか分からないブログ内では、お答えできることとできないことがあります。

皮脂は何の為に分泌されているのでしょう?

何故?皮脂を取り去ることが全ての皮膚トラブルと薄毛発症の大きな原因かと言うと、皮脂が分泌されないと人間は生きて行けないからです。

乾燥から身を守り、細菌や異物の侵入を防いでいるのです。

ですから、皮脂の分泌が無くなれば確実に人間は死に至ります。

皮膚呼吸をするカエルでさえ、皮膚表面に粘膜があります。この粘膜を取ってしまうとカエルは死んでしまいます。

この皮脂を取り去ることを繰り返していると、皮脂膜の下にある角質層を傷つけてしまい、保護膜が傷んできます。すると、痛んでいる部位を自己修復する為に炎症を起こしたり、痒みが出たりするのです。

こういったトラブルが表面化し始めると、洗わないことを続けても中々改善していきません。下手をすると(その人の環境や食習慣次第では)脂漏性湿疹や皮膚炎になってしまい、治らなくなってしまう場合もあるのです。

脂漏性湿疹・皮膚炎になってしまうと、洗っても駄目・洗わなくても駄目になります。

毛穴は皮脂で詰まらない

それと、皮脂を取ることを薦めているところは、「毛穴が皮脂で詰まっている」とか「皮脂を取らないと育毛剤が効かない」とか訴えられます。

それらって本当でしょうか?

私のところでは、皮脂が毛穴に詰まっているのを見た事もありませんし、皮脂を取らなくても育毛剤は十分に効いています。

洗浄剤が毛穴に溜まっていて、その毛穴の周辺が赤黒くなってフケが出ていることもあります。そんな部位でも、お湯で洗浄成分を出してあげると、皮膚表面が綺麗な赤みを帯びたようになってフケが無くなります。

しばらくすると(3日か4日)、その赤みも消えて綺麗な頭皮に戻ります。

皮脂が詰まって育毛剤が効くのを邪魔しているのではなく、皮脂を取り過ぎることを続けてきたので洗浄成分が毛穴に詰まり育毛を阻害し、育毛剤が効くのを邪魔しているのです。

ですから、何度も書きますが

  • 「皮脂を取り過ぎるようなシャンプーで」

  • 「皮脂を取り過ぎるようなシャンプー法をとってはいけない」


のです。

皮脂を取り過ぎないシャンプーで、皮脂を取り過ぎないシャンプー法をとって下さい。

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