育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



【食べる物が悪過ぎる】

今月初めに出版したところ、ご相談者のお一人がその記述内容を読んで少々落ち込んでいました。どうして落ち込んでいるのかをお聞きしたところ、拙著に書いた内容を読んで『生野菜と果物を摂るのが出来ないから』とおっしゃっていました。

何故生野菜と季節の果物を摂ることが育毛に役立つかは、拙著『髪は増える!』を読んでみて下さい。理由をちゃんと書いているので理解できるはずです。
「え?そんなの簡単じゃないの。なんで落ち込むの?」とお聞きしたところ、一人暮らしで自炊をあまりしないから、何をどうして良いのか分からないらしい。35年くらい前に6年ほど一人暮らしをしていたおじさんにとっては、不思議と言うか「何故分からないのか」不思議でした。

【現代人は家畜化しているのか?】


現代は、あまりにも何でも便利になり過ぎているので、自分では何もできない人が多いのかな?と思うと同時に、現在の日本人は家畜化しているじゃないか!と危機感を持ったのです。

サプリや加工食品ばかりでも生きることはできます。が、それでは原因不明の病気になる人が激増します。かの有名な1977年米国議会に提出されたマクバガンレポートでは、癌や心臓病・アトピーや突然死等々の原因は普段の食生活にあって、高カロリー、高脂肪の食品=肉、乳製品、卵といった動物性食品を減らし、できるだけ精製しない穀物や野菜・果物を多く摂るようにと報告されたレポートです。一番良い食事は元禄時代以前の日本人の食事であるとされています。

このレポートは、髪の毛のことを書いているわけではありませんが、健康的な心身が育毛には絶対条件なのですから、生の野菜や季節の果物を摂ることは、毛の生育を良くする第一歩だと言えます。

日本人はアメリカ人より多く野菜や果物を摂っていると思っているかもしれませんが、上記のマクバガンレポートが出てから、現在ではアメリカ人よりも日本人の方が野菜や果物を摂取量が少ないのです。

結果、アメリカでは癌や心臓病と言った成人病は減っていますが、日本では増え続けているのですね。
特に若い世代での乳がんや大腸がんが増えているので、寿命が伸びたからという話は当てはまりません。

【動物園の動物も】

これもアメリカでの話ですが、アメリカでは第二次世界大戦前までは動物園の動物に加熱食とビタミンやミネラルを食事に混ぜて与えていたらしいですが、寿命が短く人と同じ成人病にかかる動物が多かったらしいです。
戦後は、自然界で生活しているのと同じ生の肉や果物・野菜を与えるように変えたところ、寿命も延びて成人病で亡くなる動物は無くなったそうです(酵素の謎:鶴見隆史著)。

生の野菜や季節の果物を摂るのに、第一歩が踏み出せないのなら、休みの日に一度スーパーに行って野菜と果物を買うようにして下さい。恰好なんかどうでも良いので、食べやすいように包丁で切って、自然海塩と亜麻仁油かエゴマ油かオリーブオイルで食べて下さい。加工品を一切加えずに、できるだけ保存料や防腐剤等々の添加物の入っていない状態で食べる癖を付けて下さい。30センチくらいの皿に一杯う摂るようにします。朝は、これと水だけでも良いくらいですよ。

食事は生きる一番の土台です。この土台を作るのに手間暇を惜しんでいては崩れやすい土台にしかなりません。

先週ケアを始めて2年を過ぎる人が、「半年前くらいから、生の野菜と果物を摂り始めてから、長年苦しんでいた体調不良がかなり楽になった」とおっしゃっていました。私からすると、「最初に言っているのだから、最初からちゃんとやってよ」と思いますね。そしたら、もっと早めに毛の状態も良くなり始めるのに。

その他、詳しい内容は拙著『髪は増える!』に記述していますので、ご参照下さいませ。

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コメント
 
 
 
皮膚がよくなりました。 (田守)
2015-08-30 17:32:18
初めまして。

私は過去に使っていたステロイドのリバウンドで
年間を通して、定期的に皮膚表面に表れる
赤味や痒みで悩まされていましたが
山田様の書籍を購入し、食事内容や
その他の生活習慣を全面的に見直し
実直に取り組んだところ、しばらくして
(おそらく2週間程度)、今までの
赤味や痒みが嘘のようになくなりました。
(ここまでキレイに赤味や痒みが引いたのは初めてでした)

本当に感謝致します。

それまでは少しマシになっては、ぶり返したりして
保湿剤など外面的なケアばかりで抑えていましたが
食事や日々の生活習慣の大切さを、改めて実感させられたという思いです。

上記で山田様が仰るように
毎日レトルト食品やカップ麺、野菜ジュースなど
できあい物の食生活や生活習慣が乱れて
同年代なのに私よりも体力や気力もない友人がいて
見直しをススメてみたのですが・・・

「忙しいからできない」とか「時間的に難しい」という一言で
私もなぜその友人が、そんな簡単なことができないのか不思議に感じてます。

書籍を購入以降、私も忙しい日々の中で
少しでも時間をみつけては運動をしたり
ちゃんと食事を作ったり意識して実行できていますから
ほとんどの人は、やろうと思えば、どんなに忙しくても
できると思うんですけどね。

恐らく、内閣総理大臣並に忙しい人は
いないでしょうし、多忙な総理大臣でも
限られた時間の中でツイッターやFBも更新できていますから
「できない」というのは言い訳ですよね!?


「できない」とか「難しい」と言ってる人は
私の友人も含めてですが、やり方が分からないのと
ただ、性格的に受け身の人の共通の答えのようにも感じております。

だからこそ、自分では何もせず
便利な加工食品や楽なやり方ばかりに頼るのだとも思いました。

書籍で書かれていることを
もっと多くの人が取り組めば、心身共に
健康な人が増えるでしょうし、個人的な意見ですが
心身共に気が充実そて、変な犯罪も減るのでは?と
思います。

書籍の感想も含めて、身近な人で
似たような人がいたので
思わずコメントさせて頂きました。

長々と失礼致しました。









 
 
 
主役は『あなた』なんです (管理人:育毛の道案内人山田)
2015-09-02 09:42:17
皮膚の状態が改善して良かったですね。
何でもそうですが、対症療法的な方法と言うのは分かりやすく、効果を訴えやすいのです。

ところが、普段の生活となると一番楽だからそうなっていることが多く、特に今の日本のように食べるものに困らない国の場合は、自分の好きなものや簡単に腹を満たせるものに走りがちですね。

小さい時から家事を手伝わされていない人がほとんどで、かつお金を出せばほぼ何でも手にはいりますから。

皮膚も髪の毛も体の中から育つので、普段の食生活がいかに大事か!と言うことを分かって欲しいですね。

コメントありがとうございます。

 
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