現代社会はネットと言う便利なインフラがあるので、情報はスマホで調べればいくらでも出てきます。
でも、その情報って事実や現実に基づいているのでしょうか?
その人個人の経験=口コミであったり、頭で考えただけのものではありませんか?医学界の情報を抜き出しだしているだけではありませんか?
【毛が増えている人が続出している】
2010年頃にはお湯のみでのシャンプーのことはメールマガジンやこのブログでも触れていたのですが、2013年に皮膚科医の先生が「シャンプーを止めると髪は増える」を出版されたことから、お湯洗いをされている人が増えたのは確かです。
2000年頃から、ご相談者の中にはシャンプーやトリートメントが頭皮に残留している人が多いから薄毛になっていると訴えていたので、当時からご相談者の中には湯シャンしかしていない人も時折いらっしゃったのですね。
これは現在でも続いていて、シャンプーやトリートメントの残留だけが薄毛の原因だったのなら、シャンプーやトリートメントを止めれば薄毛が治る可能性が高まるのです。
でも、実際はシャンプーやトリートメントは原因の一つでしかないので、止めても中々増えない人も結構いらっしゃるのです。そんな人が時折ご相談にいらっしゃいます。
こんな現実や事実を知らない方が、YOUTUBEにコメントを下さるのですね。「湯シャンをして薄毛を治した人が続出している」と。「治した人がいる」と言う表現なら分かりますが、続出していると言うのは言い過ぎだろ!って思うのですね。
現代は、女性の場合カラーをしている人の方が多いだろう(最近カラーをしない人が少し増えていますが)と思いますし、2013年の頃ならほぼ全ての女性がカラーをしていたと思われるので、どう考えても「続出している」とは思えないのですね。
あっと、カラーも薄毛の原因の一つで、結構確率は高い原因だと思いますよ。
こんな「たくさんいる」とか「多い」とか表現される場合、ネット情報の口コミ情報を元にしていることがほとんどなんですね。
育毛の効果情報をよく知っている薄毛の相談者
そんなことを思っていると、育毛の効果情報をたっぷり知っているご相談者がいらっしゃったのです。よくあるパターンで「○○を飲むと発毛する」とか「○○が育毛には必要だ」とかですね。
これらも多くは口コミ情報と商品を販売しているサイトに書かれている育毛の効果情報だったりするのです。
そのご相談者の方は、本当にいろんなことをご存じだったのです。それなら自分で治せば良いじゃないか、なんて思いながらお話をお聞きしていたところ、全くご自分に必要な薄毛を治す育毛情報が分かっていないのです。
いくら「効果があるよ」と言う情報であっても、「あなた」に必要ではない情報をいくら知ったところで、「あなた」の薄毛を治すこはできません。
中には、本当に詳しくいろなことを知っていて、私よりも詳しいくらいの人もいらっしゃいます。「詳しいのだから自分で治せば良いのに」と思いますが、知識だけの人は現場で起きている現実には対処できないのですね。
こんな頭でっかちになっているご相談者や情報探りの人が本当に多いです。
これだけ便利になっても、薄毛を治せない人が増えている理由が分かるような気がしています。
まず、育毛の効果情報ではなく、ご自身のことをよく知りましょう。