頭皮に出来物が出来ている人が多い頭皮の出来物には、痛くて痒みを伴うものが多いのですが、私のところでケアをしている人の中には、痛くも痒くもない出来物が出来る人がいらっしゃいます。
それも、頭頂部やつむじ周辺に出来ています。
色々とお聞きしていると、「気」が上に上がるような業務をしている場合が多いのです。PCに集中するような業務をしているので、頭が大きくなっているのですね(実際に大きくはならないですよ。あくまでも比喩です。)。
こんな人の場合は、上がっている「気」を下げる習慣・ケアを行う必要があるのですが、中々上手くいきません。痛くも痒くもないので、無理に何かをするのはやめて、あくまでも鎮めるようなケア法を続けてもらいます。
すると、たいていの場合気温が下がってくる頃には、消えていきます。
問題は!
痛み・痒みのある出来物です痛みと痒みのある出来物が出来ている人は、かなり頭皮に無理をしているか、脱脂力の強いシャンプー(市販のシャンプー)での洗い過ぎによるところが大きいです。
こんな場合は、痛み・痒みのある出来物が消えないと、毛が生育するようにはなりません。
痛み・痒みのある出来物が出来ていると言うことは、頭皮に危険信号が点灯していると言うことだからです。頭皮が「もう止めてくれ!」と訴えている症状と言っても良いくらいです。
ミノキシジル系の育毛剤を使っていた人に多いです。ミノキシジル系の育毛剤を使っていた場合には、それプラスとしてフケ症になっている人もいますし、下手をすると脂漏性湿疹・皮膚炎になっている人もいます。
以前、中国地方の大学病院の美容外科で、脂漏性湿疹・皮膚炎のような症状で、その為のニゾラールローションを使いながら、リアップを使わされている人がいらっしゃいました。
その上、プロペシアまで飲まされていたのです。
こんなんで、毛が戻るわけもなく、頭皮と心身をボロボロにしてしまいます。
(その方は、大学病院の美容外科だから信じていたのに・・・と相当怒り狂っていました)
頭皮が真っ赤で出来物が見えないそんな方がいらっしゃるかと思えば、脱脂力の強いシャンプーでの皮脂の取り過ぎを繰り返した結果、頭皮が真っ赤に炎症を起こしている人もいました。
この方は、頭皮をお湯で洗うと「頭頂部が痛い」とおっしゃるのです。最初の2回の面談では何も見えなかったのですが、3回目になって真っ赤な頭皮が白っぽくなり、やっと頭皮が痛いのが分かりました。
何と、頭頂部の痛い部位に出来物が5個くらい出来ていたのです。
それを触ると痛いのです。
毛はそんなに簡単に寿命前に抜けません。が、この方のように炎症を起こしていると生きている毛でも死んでしまいます。頭皮が白っぽくなり、血が巡りはじめると抜けてしまうのです。
それが嫌だったらしくて、ケア自体は止めてしまいました。
頭皮は自分の目で確認することができません。その為、ご相談にいらっしゃった時には、「何故こんな状態になるまで使っていたのか?やっていのか?」と不思議に感じることが多いです。
せめて、このブログを読んだ人は、ミノキシジル系の育毛剤や脱脂力の強いシャンプーでの洗い過ぎ・皮脂を取り除くケアで頭皮がおかしくなっていないか?常に注意して下さいませ。
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