育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



【夏・抜け毛で検索】

毎年夏になると、このブログにアクセスする際のキーワードが、「夏・抜け毛・増える」になりますね。それだけ、抜け毛が増えることに違和感を感じるか、薄毛になってしまうのでは?と危機感を抱く人が多いのでしょう。

人の毛の総本数は平均10万本くらいと言われていて、男性で3年前後、女性で5年前後で全ての毛が抜けて生え替わるわけですから、ひと夏にたくさん抜けると言っても、男性で多く見積もって10%くらい、女性の場合は5%くらい、夏場に維持できている毛の本数が減るのです(反対に冬場はそのくらい維持できる本数が増える)。

これが多いと見るか、そんなものなんだと見るかは、この記事を読んでいる人次第ですが、後頭部や側頭部も込みでの数字なので大したことないよな!って感じません?

ただし、すでに薄毛になる環境が整っている場合は、後に生え替わってきている毛が細いとか成長期が短くなっているとかになっているので、夏場に抜け毛が増えると薄毛になってしまう場合があるにはあります。

【夏場の体の反応】

では、なぜ夏場に抜け毛が増えるのか?
それは、体の反応と言うか守る為の反応が毛が抜けやすい状態になってしまうからと言うことと、食習慣や生活環境が心身の余裕を無くしてしまうからです。

体の反応
・気温が上昇するので、体内に熱を溜めない為に毛が開いて熱を外に出す
・気温が上昇するので、乾燥しない為に皮脂の分泌が増える
・気温が上昇するので、汗をかいて気化熱で体温の上昇を防ぐ

上記3つを見ればわかるように、体は中なら外に向かって排泄する働きが強くなるのです。その為毛が抜けやすい状態になるのです。

【抜け毛が増える環境】


食習慣や生活環境
・暑くなるので冷たいものを多く摂り内臓を冷やす。内臓を冷やすと内臓の働きが弱ってしまい、食欲が無くなり体力が低下する。夏バテの原因=体に余裕が無くなる
・どこに行ってもエアコンが効いているので、外で汗をかき、エアコンの環境と汗の気化熱で体を冷やし、全身の血流が低下しやすい状態になる。

最近は頭に汗をかけない人が多いのも、こんな環境の影響があるからかもしれません。

体の反応はちゃんと起こらないと、生命の危険にさらされますから、「気温の低い環境にずっといよう」なんて考えないで下さいね。ちゃんと汗をかけないのも薄毛の原因の一つですから、夏場にはちゃんと汗をかけるようになって汗腺を鍛えましょう。

また、夏バテを防ぐ為にも、冷たいものばかりを摂るのではなく、温かいものを摂って内臓を冷やさないようにしましょう。汗をかきながらでも食べるようにしていると、夏バテしなくなってきます。


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