育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



未だに頭皮を清潔にし皮脂を取ることをしている為に、頭皮に異常が出て薄毛になり毛を無くしている人が多いですね。そんなことをしていると、平素の生活では治せなくなります。



【皮脂を問題にするCMや広告】


皮脂に関しては、「取ってはいけませんよ。あなたの皮膚を守るものですから、取ることを始めると皮脂の分泌量が増えて頭皮のトラブルの元になりますよ。」と長年=この育毛相談と言う仕事を始めた時から訴え続けています。


もうすでに20年以上訴え続けていますが、今だにシャンプーメーカーのTVCMでは、毛穴を皮脂が塞ぐような嘘の情報が流れています。


TVのCMとは、「皮脂が毛穴周りを塞ぐように存在していて、これが頭皮から出る臭いの原因で育毛剤の浸透を妨げているから取らないと駄目!」みたいなことを流しているのです。


皮脂が毛穴を塞ぐとか残留する、その為皮脂が育毛剤の浸透を妨げている、こんな情報は24年前に私が仕事として取り組み始めた時には、常識として言われていて、その常識に沿ってケアに取り組んで毛を無くしている人ばかりだったのです。


【皮脂を問題にする毛髪診断士の教科書】


にも関わらず、毛髪診断士の教科書を読むと「皮脂の分泌の多い人は、皮脂を取らないと菌の繁殖等々で頭皮のトラブルで髪の毛が抜けてしまう」と言うようなことが記述されているのです(あくまでも教科書全体を読んだ結論です)。


私が仕事として取り組むことになったご相談者が経験していることとは真逆なのですね。


毛髪診断士の教科書を執筆されている先生は、皮膚科・薬学博士・美容室専用化粧品製造メーカーの代表・獣医大学卒業者です。どうして現実とは真逆のことが資格を取る為の教科書に記述されているのか?全く理解できていません。


弊社の育毛相談室にご相談にいらっしゃる方の中で、皮脂がべったりと分泌されているような方は、24年仕事に取り組んできてたった1名です。


それ以外の方々は、どう見ても少ないと思われる方は5割前後、多くもなく少なくもない方は3割前後、少し多いかなと思われる方は2割前後くらいと、ほとんどの方は皮脂の分泌は多くはないのです。


それよりも、CMや広告・育毛サロン発の情報・毛髪診断士発の情報で、「薄毛は皮脂の分泌が多いのが原因だ」と思わされているので、自分が薄毛かも?と思った時に「皮脂の分泌が多いのが問題なんだ」と思わされているのではないか?と思うのですね。


皮脂の分泌が多いと訴える人に、頭皮を強めに触って、温浴をした結果を見せて「これ、こんなに少ないですよ。」と説明することが多いからです。


少ないのに多いと勘違いさせられて、頭皮を清潔にすることを続けてきた結果、頭皮の表面上がテカって多いように見えて、薄毛になっているのですね(テカっているのは多い証拠ではありませんよ)。


【皮脂は何の為に分泌されているか】?


皮脂は、あなたの皮膚=体を守る膜です。乾燥から守り・細菌やウイルスの侵入から守り・異物が侵入することから守っているのです。


適度な保湿作用があり天然の保湿剤としての役割もあります。


皮脂と汗を餌とする表皮ブドウ球菌の分泌物により、皮膚表面は弱酸性に維持されており、悪玉菌である黄色ブドウ球菌やアクネ菌・アラセチア真菌の繁殖を防いでいるのです。

【頭皮のトラブルは皮脂を取るから】


頭皮を清潔に皮脂を取る行為は、上記の皮膚常在菌のバランスを崩してしまうのです。


綺麗に清潔にすると、一時的ですが皮膚上は弱酸性でなく中性になります。中性になると弱酸性下では繁殖しなかった悪玉菌の繁殖が増えやすくなります。


その上、皮脂を取ることを繰り返しているので、皮脂が不足することを繰り返すことになり、常に皮脂の分泌を促すようになっているのです。結果、表面上皮脂が多いようになっているのですね。


こう言ったことを繰り返しているので、皮脂や汗を餌とする悪玉菌の繁殖が増えて、皮脂が多い頭皮のトラブルが誘発されれるようになるのです。


【過酸化脂質も皮脂を取ることから】


その上、現在の日本人の食事事情がとても悪く、残留農薬・大量の食品添加物・酸化しやすい植物油脂を多くを摂っているので、活性酸素の働きで多く分泌されている皮脂が過酸化脂質化しやすくなっているのです。


その上、長引くデフレ不況で、余裕が無くなっている人も多いので、ストレス過多に見舞われている人も多くなっています。人はストレスを受けるとご自分の分泌物を酸化させ異臭を放って逃れようとします。これも過酸化脂質化して頭皮のトラブルの元になっています。


【普段生活習慣で皮脂を正常に出るか】?


頭皮のトラブルでも、フケが多い・少し痒みがある等の症状が軽い場合は、湯シャンにして他のヘアケア製品を使わない・抗酸化物質=新鮮な生の野菜の大量摂取・添加物を避ける・残留農薬を避ける・白砂糖を避ける・動物性のタンパク質ではなく納豆や魚貝類でタンパク質を摂る、水分は水か自分で煮出すお茶を飲むことで治ると思います。


脂漏性湿疹・皮膚炎のように症状が重くなった時には、治すには難儀することが多いです。薬を使用するだけで簡単に治る人は、脂漏性湿疹・皮膚炎でも軽い症状の人です。


ちなみに、毎日ちゃんと洗髪しないと頭皮のトラブルが出る人は、症状は重い可能性が高いです。


頭皮のトラブルを治さないと髪の毛を無くすことに繋がります。重くなると治すのに、費用も時間もかかるようになるので、早めに症状を確認して、どうすると良いのかを知ることが髪の毛を維持する為にも必要です。


自己判断は間違える元になりやすいので、ぜひご相談下さい。


なにわともあれ、まずはご自身のことを知りませんか?以下のページからご相談下さいませ。




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