つい最近、2名の方から以下のようなご相談を受けました。
「ケアを始めて1年なんですけど、全く変わっていないと言うか、ケアを始めた時に比べて悪くなっているように感じるのです。」
本当にたまたまでしたが、このお二人にはお写真があったのです。
お一方は、メールのやり取りで、昨年9月頃に携帯で撮ったお写真を送って頂いていました。全部で5枚程度。
もうお一方は、私の相談室にいらっしゃったので、お写真を撮っていました。全部で6枚程度。
いずれの方のお写真も、捨てずに保存していました。
メールでやり取りしていた方の方は、頭頂部の所謂テッペンはげになっていたものが、少し小さくなっていて、髪を伸ばせば隠せるくらいに回復しています。
残念なのは、昨年の9月には生え際のお写真を撮って頂いていなかったこと。比べるものがありませんので、判定はできませんでした。
相談室にいらっしゃった方の場合は、昨年の自分の写真を見て「私の顔が写っているから私に間違いないですよね。昨年の自分を美化し過ぎていました。昨年の自分の方が衝撃的です。」とおっしゃいました。
この方の場合は、前頭部の生え際の拡大写真を撮っていましたので、今年の分と比べてみました。元には戻っていませんでしたが、生え際の線がはっきりしてきて、貧相なイメージから抜け出しています。
毛も黒々して、つむじの透けていた部位も狭まっていますし、昨年のお写真と比べるとかなり改善していましたね。
と言うように、多くの人は過去の自分を美化し過ぎているのです。
人間の記憶なんて、ほんとうにいい加減なものです。
このお二方には、共通事項があります。
それは、私のところにご相談にいらっしゃる前に、何もしていないと言うことです。
例えば、育毛剤に頼る方法を何年も続けていた場合やサロン系のところで過剰なケアをしてきている人の場合は、このお二方と同じような経過は辿りません。
頭皮が良くなって、進行が止まるようになりますが、進行が止まった状態の継続期間が非常に長くなる場合が多いです。
それだけ毛の回復力が中々戻ってこないのですね。
非常に長くなるから、本人も疑心暗鬼になってしまって継続しません。だから、結局は毛が増えることもなく、「毛なんて増えないんだ」と変な悟りひらいてしまいます。
ほんと、毛の回復力を超低下させている人が、今急増しています。
特に、医薬品や器具・機械等で外部からの作用で低下させてしまうと、悲惨としか言いようのない状態になりがちです。
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多いですよね。そんな人。でも回復してる人が居るのも事実なのですね。勇気が湧いてきます。
これからも真実の日誌、期待しております。