薄くなったような気がするのです。私が、ご相談をお受けしていて一番困る相談が、これです。ご自身の感覚だけで「薄くなったような気がするんです」とか「髪質が変わったようで、これから心配なんです」とか、訴えられるご相談です。
そりゃ、気持ちは分からないではありませんが、そんなものヘアケア製品の性格次第では、たまたま今まで太く見せていただけのことかもしれないし、へケケア製品を替えたことで、コーティングする方法に違いが出ているのかしれません。
女性の好むヘアケア製品は、ほぼ100%見せる為女性が好むヘアケア製品は、感触が良くて、スタイリングに優れて、綺麗に見せることが出来、ほのかに残り香が残るようなものです。
あくまでも、髪の質ではなく、見せ掛けが良く見えるような、そんな感じになるヘアケア製品が売れ筋です。と言うことは、髪に残るものが良いわけです。
だからこそ、元来細い人でも、髪を触った時にそこそこ太く感じるし、良い髪に感じるようになっているのですね。
蛇足ですが、こんな残る成分に天然成分や優しい成分を使っても、残らないので、ヘアケア製品のうたい文句に誤魔化されてはいけません。
細い髪に残留しないと駄目なのですから、化学的な処理をしないと綺麗に残りませんから。
この残留の仕方が変わるだけでも、感覚は変わりますし、全て残らず洗い流してしまうものだと、反対に細くなったように感じるようになるわけです。
毛が育つなら、残してはいけない普通に考えると、残す方が良いような気がしますが、本当は残ろうが流れてしまおうが、髪にとっては関係なのです。
だって、髪は角質の塊です。死んだ組織の集まりですから、残ろうが流れようが、何の意味もないのです(ただし、残るのは洗浄成分も残るので、たんぱく質変性さようで髪の組成分が変性して痛みます)が、頭皮は違います。
頭皮にも残りますし、一番怖いのは洗浄成分も一緒に残り、毛穴内部に残ることです。このために、毛の生育が悪くなることが非常に多いのです。
髪の痛みが表面化してくる
だからこそ、残留せずに流れてしまうのが良いのですが、感覚的には細くなったように感じたり、残ったことで痛んでいる髪が表面化するので、絡まったり、軋んだりすようになります。
ただ、本当に育毛に役立つシャンプーなら、使い続けていくと良質の髪が育つようになるので、荒縄に使う糸が、釣り糸のようになってきます。
良質の髪は、リンスやトリートメント等を使わなくても釣り糸のようにサラサラ:これが育毛に役立つヘアケア
同じ太さでも、荒縄に使う糸10本束ねると、釣り糸10本よりも太く感じますよね。だから、感覚だけで良い悪いを判断しているのが一番困るのです。
と言うことは、女性向けの口コミサイトで、太くなったような気がするような記述があった場合は、本当は要注意の口コミなんですね。
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