ちょっと遠出をしてきました。飛行機に乗って行くようなエメラルドブルーの海ではないけれど、左手にかがやく青い海を眺めながら明石海峡大橋をくぐって明石にやってきました。明石駅周辺は初めてだったのでとても新鮮でありました。空がとても広い町でした。
たこの町とは聞いてはいたけれど、これほどたこづくしだとは思ってもみませんでした。
あの明石焼き、卵焼きともこの地域ではそう呼んでいる、いわゆる明石のたこ焼き。初体験でした。
店の壁に貼ってあったコミュニティー新聞に載っていた記事によると、明石焼きは江戸時代から明石で食べられていて、当時は塩を振って食べていたそうで、今のようにだしにつけて食べるようになったのは戦後だとのこと。
店のお姉さんも、「まず塩で食べてください。それが本当の食べ方ですよ。」と教えてくれる。半信半疑ながら食べてみると実においしい。これは、大阪のたこ焼きの負け!そう思ってしまった。試しにソースも遠慮がちに置いてあって一つだけにつけて食べてみると、普通のたこ焼き。お好み焼きも大阪たこ焼きも、ソースでごまかして食べていたんだと納得した次第でありました。(大阪の人にしかられるかなぁ。)
魚の棚(うおんたなと読む)という商店街に入ると、活気のよい声が聞こえてくる。店のおばちゃんやおじちゃんが、しきりに試食を勧めてくれるが、一口入れるとすかさずセールストーク。断るのに四苦八苦してしまった。しかし、店先のたこや魚はとても新鮮で安くて、写真のような天ぷらもとてもおいしく、一辺に明石のファンになってしまいました。
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