真空管アンプの自作日記

しばらく中断していたアンプ作りを、また始めようかと思っています。
備忘録を兼ねてます。

6B4G pp 回路検討2

2016-09-23 13:10:32 | 6B4G PP アン...
昨日出力段について検討しましたので、本日はドライバー段について検討しようと思います。
出力段とのカップリングは、TANGOのイントラNC-16を使いますので、これをどう使うかを考えてみたいと思います。
NC-16には、親切にも使い方が記載されたデーターシートが添付されていますので、まずはこれに従って検討してみます。



このデータシートによれば、ドライバー管は、Rpが5~10KΩの球を使って2次側を開放で使うのがよろしいとのことが書かれています。
12AU7、6FQ7、12BH7A などなど使えそうな管種はいくらでもありそうです。
これらの管種を使って、動作領域がカットオフ付近にならないようにある程度Ipを流してあげれば、良い結果が得られそうですね。
ついでに、利得について検討します。
出力段の6B4Gのバイアスは、-45Vです。これより、必要な入力は、32Vrms(=45/√2)となります。
一応私のアンプは1Vrmsで最大出力になるようにしようと思っていますので、32倍ほどの増幅が必要となりますので、
先にあげた管種であれば、2段増幅にすることになりそうです。
ですが、だいぶ利得が余分な感じです。
余る利得は、ある程度負帰還で調整していくことになると思います。以下御覧ください。


細かいことを言えば、初段と直結するのがいいのか、C結合がいいのかとかとか考えるところもあるのですが、
あまりにも無難すぎて、面白味がないですねぇ。改めて、作る意欲がわきません。

で、他の構成を2案ほど考えてみました。
次回これについて、ご報告したいと思います。


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