BORN To RUN
~LIVE To RIDE RIDE To LIVE~ バイクの整備・ツーリングのお話です。
 




 昨日の油圧・油温計の装着に続き、エンジントルクロッドを装着しました。
 エンジンと車体の間に装着します。
 効能は、エンジンに負荷がかかった際のエンジンの動きを規制し、アクセルON時のリニアリティーを改善する装置です。
 デメリットはエンジンの振動が増すことですが、マニュアルシフトの入りが「カク・カク」とこ気持ち良くなることもあるそうで、期待します。

 エンジン側は、ボルト穴が使えますので加工不要ですが、車体側はボルト穴を開けなければ装着できません。

 一発勝負なので、位置を間違えないよう試着を繰り返し、穴の位置決めを慎重に決めて作業します。



 用意したドリルとリューターです。


 車体に傷をつけないよう養生をして作業します。


 ボディは鋼板なのでとても硬く、マシン油を刃先に掛けながら切削しますが、ドリルの切れ味がすぐ悪くなってしまいます。
 86歳になった親父にドリル刃を研磨してもらいました。
 親父はこのガレージで16年前まで鉄工所を営んでいました。
 全く刃先が見えないと言いながらも、さすが元プロ、私が買ったホムセンのグラインダーをこんなおもちゃとけなしながらも、切れ味はたちまち復活するので不思議です。


 装着完了!


 早速試運転します。
 エンジンの振動は特に嫌味なく知らなければ気が付かない程度で問題なし。
 マニュアルシフトの入りは格段に改善しました。(笑)



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