中学以来の友人の近藤君からGWに九州までツーリングに行かないかと誘われました。
2年おきに車検を通すものの、ほとんど乗っていないBuell S2T サンダーボルトで行くことにします。
ツーリングでトラブルになって同行の皆さんにご迷惑をかけてはいけませんので、一通りの点検・整備と、ロングツーリングが少しでも快適になるべく多少の改良をしてみました。
昨年の5月の車検以降全く乗っていないので、今回の整備はオイル交換、タイヤ点検、ブレーキ点検等をサクッと行います。
併せて、2年前のツーリングで破損したパニアケースを補修することと、スマホ周りの電源を増設する予定です。
ガレージ内で定期的にエンジンは始動させているので、セル1発でエンジンはかかりますが、維持充電をしました。
最近の充電器は電子制御で数日間接続しっぱなしでもバッテリーを傷めない仕様で、非常に便利です。
ライト、ホーン、前後ウインカーを車検よろしく点検しましたが、後のウインカーが左右ともNG 点灯しません。
左右同時に球切れをするなんて普通はなく、レギュレーターの故障など電気系統のトラブルを心配しましたが、とりあえず簡単な方法からということで電球を外して確認しましたがどちらもOKでした。
そうなると、どこかで断線している可能性が高いので、テスターで電球から近いソケット、ハーネス接続部と検査しましたが、いずれもOKです。球も切れていなく、電流もOKなのに点灯しない???
ちょっと厄介な予感がしました。
バイクの下側からライトを照らして覗いて、テスターを当てたりするのも効率が悪いので、怪しいところを全て一発で確認できるようストリップにしました。
レギュレーターがOKなので、高額な部品代は要らないので心配はないのですが・・・
いったいどうゆうこと?
しばらく考えて、ひょっとして?ハーネスを外して電球単体で点灯するか?と点検すると
あれ?点灯しません。
原因はソケット(黄色いゴム)が劣化してクタクタに柔らかくなり、加えて金具の厚みが極めて薄いため、電球は保持できても電極の接触がNGでした。
左右とも同じ現象でした。
このハーネスは、ハーレー社の名誉のため一応記載しますが、純正ウィンカーのステーが振動で折れたのでサイズとデザインが酷似していたのでアマゾンで買った「ホンダ ホーネット」用の中国製のウインカーのハーネスです。
応急の手当てとして、似た形状のソケットをガラクタ箱内を探して、同様のハーネスを作成しました。
スクーターのスピードメータ内の電球ソケットです。
今度は間違いなく「国産」のソケットなので、ゴム質も硬く大丈夫でしょう(笑)
一応、シートカウルを外したままで点灯をチェックしました。
想定外のウインカーを直して、次はパニアケースの補修です。
パニアケースとは、バイクの後部左右にある荷物入れです。
2年前の会社の同僚の皆さんと行った浜松ツーリングで、振動によるクラックでアイドリング中に落ちてしまいました。
幸い、ステーの取り付け部の破損のみで外側の傷は大したことがなかったので、破損部分をグラスファイバーで補修する予定でしたが、某オークションで同型車の出物があったので、少々お高かった(3.5諭吉先生)ですが、予備(保険?)として購入しました。
購入したものは、パニアステーが補強されていたものでした。
① ウインカー付け根部をボディと共締めできるステーが増設
② パニアを固定するクイックファスナーが丈夫なものへの交換
いずれも、納得できる補強であり、嬉しい誤算でした。このステーも一緒に交換することに決定!
残念なことに、改良品にも振動の爪痕が・・・
クラックを発見しましたが、逆にこれくらい頑丈に作って全てのストレスがこの程度掛かっただけであったとポジティブに発想してクラックを溶接しました。
溶接は接着と異なり、人間の骨折と同様、くっつけたところが厚くなり、元の状態より強くなるそうです。
結局、パニアの「蓋」だけを残してサクッと取り付けました。
これでリュック等を背負わず、ロングツーリングにいけます。(笑)
エンジンを掛けて振動テストをすると、改善は明らかで、元々あった振動に伴う「ガタガタ」といった雑音もなくなり、非常に心持ちが良くなりました。
しばらく改善にウットリしながらアクセルをレーシングさせたりして眺めているうちに、パニア上部が特定のエンジンの回転数で振動が大きくなっていることに気がつきました。
ホムセンに売っているゴム足を装着したら、共振・増幅振動が抑えられるのでは?とヒントが浮かびました。
早速ゴム足を買ってきて、マスキングテープで左右の位置決めを行い装着しました。
実走してみないと良否はわかりませんが、多分更に改善されたと思います。
パニアの問題が簡単に解決したので、気分は上々
オイル交換をしました。
オイルフィルターも一緒に交換するので、オイルは2.5クオート(2.5本)要ります。
ハーレー純正オイルは高いので、今回もレブテックを使用します。
外では、息子が自分のスクーターを洗車しています。
肌寒かったのか、ガレージにあった私のアルファーのMA-1を羽織っています。
子供だと思っていたのに・・・大きくなるのは本当に早いものです。
次は、快適装備を追加します。
最近のツーリングには、スマホが連絡手段としてもさることながら、ナビとしても不可欠です。
今回のツーリングは3泊4日なので、充電環境は絶対でしょうとUSB電源を追加しました。
電圧計もついておりFBです。(Fine Business)
中華製で、信頼性も??なので、高いスマホを壊したら大変なので、一応電圧程度はチェックします。
チェックするテスターも中華製です。(笑)
だいたい完了したということで、往復100キロの美濃加茂市まで試走してきました。
問題なし!OKでした。
注文していたクラッチレバーが到着しました。
以前、立ちごけでレバーを追ってしまい、間に合わせで着けていたエボリューション世代の初期タイプでは、ブレーキレバーとデザインが異なり、心持ちが悪いと思いながらも辛抱してきました。
今回のツーリングはこだわりのオシャレな方が多そうな気がするので、私も少しはミエを張ります。(笑)
ついでにクラッチケーブルを洗浄し調整しました。
少し軽くなりました。
こちらがブレーキレバー
乗車からの眺めです。左右対称になり、心持ちは上々!
数千円をケチって随分損をしていたと思いました。
整備記録として積算距離計を
25,670Kmです。
18年所有してこの距離です。
ちょっと冷めて、処分も考えていたBuellですが、今回久しぶりに乗って、圧倒的なトルクに身を委ねながら、振動の心持ちの良さを感じ、惚れ直しました。
このバイクが乗れるかどうかを自分の「老化の目安」として自分への挑戦にするか。って思いました。
大げさか・・・ 汗”
さて、来週は九州ツーリングです。
その前に、1週間気分良く仕事をしたいですね。
ランキング参加中 ポチッとね~(*^_^*)
カテゴリー分類 (まとめてご覧いただく際にご利用ください。)
・車のメンテナンス:車の整備(主にMR-S)を中心に
・Buell S2T :Buell S2Tに関する記事です。
・FZR250 :不動車を整備しました。
・RZ250R :不動車を整備 クランクまで分解しリビルドしました。
・XLR250R :リターンバイクのきっかけとなったXLR
・シルクロード:不動車を整備しました。
・TLR250R :
・アプリオ :エンジンボアアップ 駆動系チューン、原付2種登録
・フリーウェイ :
・ツーリング :気のおけない友達との楽しいツーリングを中心に
・自転車修理とツーリング : 最近熱中しだした自転車関連です。
・オーディオ、家電等修理DIY : 成功、失敗半々です。参考にされる方は自己責任でお願いします。
・釣り :一日幸福でいたかったら、床屋に行きなさい
一週間幸福でいたかったら、結婚しなさい
一ヶ月間幸福でいたかったら、良い馬を買いなさい
一年幸福でいたかったら、新しい家を建てなさい
一生幸福でいたかったら、釣りを覚えなさい (中国古諺)
・習い事:サックスの練習
・モバイルナビ :
・その他 : 友達、ガレージ整理 etc