RZR ガソリンタンク補修

ガソリンタンクの底が、結露で水が溜まっていたのか腐食し、大きな穴が開いていましたので、鉄板を当てて、ロウ付け・板金処理をしました。

　RZRのガソリンタンクの穴は完全に塞がったものの、内部の腐食が全体的に酷く、ゆすると「がさがさ」と錆が溜まっている状態で、このまま使用しても、キャブレターに錆が回り不調となることは必至なので、錆を取り、内部を樹脂コーティングすることとしました。

　RZRのタンク内の錆をとる方法として、「酸」を利用して錆を溶かす事としました。
　一番手軽で、そこそこ手軽な「酸」といえば、サンポールでしょ！（爆）っていうことで、ホムセンで購入し、化学反応を促すために、熱湯を加え不要の毛布で保温しながら電気ストーブで１０時間程度加熱しました。
　この方法では、錆と一緒に「鉄」も解けてしまうので、やりすぎは禁物で、処理後は一気に錆びはじめることから、コーティングの準備も予めしておくことが肝心です。

　ガソリンタンクの中を見ることができないので、錆が取れたかどうか不安でしたが、１０時間程度「サンポール処理」（爆）を実施し、タンク内の廃液を取り出しました。
　一応どれくらい錆等が取れるのか確認するために、処理前にささっと水洗いをしておきましたので、この廃液の汚れ具合から、少なくともいくらかの錆と鉄を溶かしたことは確かなようです。

　この方法が錆取りとして、有効とは断言できませんので、もし参考にして実施される方は自己責任でお願いします。

　錆が取れた（という）ことにして、（爆）「クリーム」という商品名のエキポシ系と思しきコーティング剤をタンクの中に流し込み、タンクを両手に抱え、上げたり下げたり左右に振ったりして満遍なく行き渡らせ、内部をコーティングしました。

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