【GW】ソロツーリング＠浜松市天竜区はどでかいな～（写真修行）

　ＧＷの晴天の下、静岡県浜松市の天竜市までソロツーリングに行ってきました。
　昨年の４月から浜松市の事業所に転勤し、受け持ちの地区の一つに天竜区があります。
　天竜区の最も浜松市街に近い二俣辺りまでは、出張で行くことはあっても、春野や水窪、そして佐久間は行ったことがありませんでした。
　同僚からは、とにかく遠いぞ！とのお話で、長野との県境まであるので当然といえば当然
　最近熱中している写真撮影兼ねて、新緑を撮りに行ってきました。

　８時15分に自宅を出発し、名神 岐阜羽島ＩＣから東名、新東名と経由して浜松サービスエリア【NEOPASA（ネオパーサ）浜松】で最初の休憩
　ピアノのデザインがイマドキで素敵です。



　本日の旅のお供は、ＨＯＮＤＡ フリーウェイ ２５０　です。
　1989年頃から発売された20年前の大古車です。
　周りの最新のバイクの中で、みすぼらしいことこの上ないのですが、高速の追い越しも不自由なくでき、120Ｋｍ巡航も楽勝で、機関は絶好調です。
　傍からみれば、オールドタイマーでしょうが、スマホをバイクのバッテリーの電源からとっているので、ナビ（ＧｏｏｇｌｅＮＡＶＩ）とラジオ（ラジコ）が使えて、非常に快適なんです。

　今日のツーリングは、一人気ままにぶらぶらとしながら、気に入った景色を写真に収めることなので、この駄馬がベストチョイスなんです。


　天竜川です。暴れ川で有名ですが、今日はとってものどかでした。
　中須の下に、鮎でしょうか？気の早い太公望が一人竿をもって佇んで見えました。


　同僚の出身地の森町を経由して春野にアプローチしました。
　浜松・浜北ＩＣで降りて二俣経由で向かった方が時間的には早いのですが、同僚の故郷であり、森の石松のゆかりの森町を見たかったので、森掛川ＩＣで降り、信州街道ど北上しました。
　春野の道の駅的な場所で2回目の休憩　天狗村というそうで・・・


　今回のツーリングでは、いたるところで、黄緑色の新緑が映えていました。これを「燃えるような若葉」というのでしょうか？



　地元の特産を知ることも今日の目当ての一つです。
　山菜等のほか、「どら焼き」が名物だそうで、一ついただきましたが、生クリームにお茶のフレーバーでとても美味しかったです。



　イノシシやシカも食べさせてくれるようで、お昼時に重なり、まあまあ盛況でした。
　最近、シカの繁殖が問題になったていますね。
　増えすぎて、草木や野菜等を根こそぎだべてしまう害獣だとか。
　妻の実家の親戚に、趣味で狩猟をされている方が見えるので、帰省するとシカ肉をいただく機会がありました。

　新しいものは、生肉をしょうが醤油で食べるのが大好きです。
　美味しい肉なので、しっかりと流通に乗せれば駆除と併せて結構だと思うのですが。


　駐車場の片隅から「ポンポン」と懐かしい響きがしたので、見に行くと5人ほどの「私と同じ匂いがする」オジサン達が、石油発動機（石油エンジン？＝ディーゼルエンジン）のオールドタイマーを持ち寄って展示（客がいないので、「見せあっこ」（笑）をしていました。2回転/1秒位の超低回転で回っています。
　オートバイのミーティングはよく見かけますが、エンジンだけのミーティングとは・・・恐るべしＨＡＭＡＭＡＴＳＵ　侮れませんね～



　春野から、更に奥に進むと・・・あれ？！
　先週当たり、全国のニュースでもよく見た景色が・・・
　偶然に、地すべり崩落現場に出くわしました。
　土煙が見えますでしょうか？少しずつですが、絶え間なく崩落をしているようです。


　望遠で、崖の上を見ると・・・
　茶畑の夜露を払う扇風機の柱が崖から今にも崩れ落ちそうな様子が見えました。


　国土交通省の方が監視をしているようです。
　ゴールデンウィークを返上し大変です。


　地肌は、サラサラの土のようで、崩落がどこまで進むのかも検討が付かないような印象です。
　地元の方は、さぞかし心配されて見えることかと思い、心が痛みます。


　野次馬とそしられることが無い程度に、崖の上の集落に上ってきました。
　丹精込めて育てた茶畑が一面に広がっています。
　竹や木の太い根が踏ん張って守っていたのでしょう。
　茶の根だけでは、止まらないのは明らかです。
　応急の手立ても難しいのではと感じます。


　下から見ると、あんな高い所と思う場所ですが、こんなに沢山の方が澄んで見えます。
　長野の南信州の下栗の里ほど急峻な場所ではなく、なだらかな高地で、ここも「天空の里」と言っていいほど素晴らしい景観の村です。

　皆さん、ご心配されていることかとお見舞い申し上げます。
　早々に、退散しました。


　今度は、秋葉大社に行きましょうと春野の中心市街地に向けて走っていると、「大都会」なる商業施設群が・・・レストラン、カラオケ、パチンコ、コテージと
　思わず、Ｕターンして何か美味しそうなものがあればいただこうかと・・・


　お客さんがそこそこ入っているようで、
　カラオケステージ「宝塚」は「夜の部」なのでしょうか？


　奥のワンボックスの天井辺りに、何やら見慣れた鶴のマークが
　最近、華麗な復活を遂げた我らのナショナルエアラインのマークです。


　マークの下には、ゴージャスな観光バスの「ＺＩＰＡＮＧ 」の金文字が入っています。　


何やらパラダイス臭が匂っています。ここは、改めて探偵ナイトスクープの桂小枝探偵に調査をお願いしましょう。
　ちなみに、いくつかあったコテージの一つは「英会話スクール」でした。


　大都会から２、３分で、妙な脱力感の余韻に浸る間もなく、今度は天狗です。
　そういえば、道の駅的な施設の名は「天狗村」だったっけね～

　異様な佇まいです。
　幼な子が、これを見て、「トラウマ」にならかいかが心配
　春野はパラダイスか？

　目的地の一つであった秋葉大社に到着
　入口には「正一位 秋葉大社」と大きな字で誇らしげに書いてありました。
　全国に広がる秋葉大社の総本山です。
　私の地元でも、村社に併設して秋葉神社があります。
　毎年、地区の誰かが代表してお札を貰ってきてくれますが、ここまで来たのでしょうか？


　有名な秋葉大社の総本山というには、失礼ながらうらびれた感じです。
 

　境内の中に4本の柱で囲われた一角
　宮司がお祓いをする前に、自らを清める場所だそうです。
　大古の遺跡によく「4本の柱の跡があることから　祭りごとの中心であった 云々～」なんていう話がりますが、これがその正に柱なのかと・・・


　秋葉大社には「上社」と「下社」があるそうで、
　先に行ったのが下社でそこから1時間ほど山を登ると上社がありました。
　こちらは、一見して「立派～」


　参道への経路も良く整備されて立体的なデザインも考慮されているかのようです。
　新緑の黄緑が非常に綺麗でした。

　本殿です。
　大きなしめ縄がシンボリックです。太く大きく見せることで威厳を暗示しているのでしょうか？


　参拝を終えて振り返ると壮大な景色が展開していました。


　今回のツーリングで一番の収穫というか、目当てというか
　新緑を堪能し、写真に収めるつもりで来たのですが、目的は成就できました。


　15時過ぎでしたが、水窪まで足を延ばすこととしました。
　途中、通行止めのインフォメーションがありましたが、行けるところまで行くこととしました。


　たそがれ時で、対向車もほとんどなく、気持ちよく走りました。


　時折除く山並みも、マスツーリングなら遠慮して写せませんが、ソロツーリングなので、撮りたい場所で存分に撮ることが出来ました。
 

　今年は、桜が咲くころ軽い肺炎を患い見れなかったので残念だと思っていましたが、幸運にも見ることが出来ました。



　以上、走り書きで乱文を書き連ねました。
　久しぶりのソロツーリング晴天のもと思う存分堪能できました。
　水窪、佐久間町を経て天竜区のほぼ全域を駆けずり回り、家に帰ったのは深夜12時過ぎでした。
　それにしても、浜松市天竜区　どでかいぞ！ 

 

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