チャー君の介護日記

25歳の元♂老猫チャー君の介護実録
ブログ内検索=2011/10/27 10/29 10/30 10/31に掲載

年老いた動物の大敵

2010-01-23 | 日記
2010年2月5日で23歳と9ヶ月になる元男の子の日本猫チャー君
チャー君は2008年5月3日(=Xデー)、天国への旅立ちを、ママとチャー君の召使さんに邪魔をされ今に至っています。


アップした写真は1/22春のような陽気に誘われて庭の散歩を楽しむチャー君。この後は雄叫び三昧でした。。


歳をとった動物の大敵、それは寒さです!!
チャー君の場合は、Xデー以来1年中ヒーターを欠かしたことがありません。
湿気が多い夏の暑い時期、まさか!?と思いますが、歳老いた生き物にとっては夏でも身体が冷えて自分自身で体温の保持ができないようです。
チャー君の介護を始めて2度の夏を経験しましたが、ママと召使は自宅でクーラーをつけたことは数えるくらいしかありません。
設定温度は27度、しかもつけている時間は、20分くらい。。。。。チャー君のストップの声と共に電源をオフに。。。

チャー君は、昔からソファーの上をベットにしています。
去年の冬までは、薄いシート式の電気アンカを敷いてソファーの上に厚いひざ掛けを掛けて空間を作りそこに寝ていましたが、「寒い」とのことで
今冬からコタツを導入。ソファーの上に設置しその中で寝ています。

前回も書きましたが、歳をとってくると筋肉が弱くなり、関節が硬くなり、酸素が十分に行き渡らないため動けなくなります。
どのくらい弱くなっているかというと
    
   →①横になるのに3,4分かけないと寝ることができません。
     ②睡眠から目覚めて立ち上るのはそれほど時間はかかりませんが、前足を1歩進めるために①と同じく
      3,4分起立の姿勢のまま動かずにじっとしています。もしすぐに動いたりしたら氷の上を歩くような、足がすべり前に進めません。
     ③もちろん、飛び上がれません。飛び降りるのも無理

動かないので、更に筋肉等が硬くなり酸素が不足するという悪循環に陥ってゆくと身体が緊張状態になり眠りが浅くなります。
眠りが浅いと緊張状態が解消せずに、腸の働きが悪くなります。
そうすると、ウン〇がなかなか出なくなり、本人(猫)も周りの人間もウン〇を出すためにそれはそれは大変な作業が待っています。
腸の働きが悪くなるということは、食欲も落ちて、筋肉を作ることができなくなり、更に動かなくなる、悪循環のスパイラルに陥ることになります。
これは人間も同じことが言えますが、歳をとったら、いかに腸の働きを良くするかいうことが大きな課題になります。
暖かさだけで以上のことが解決するということはありませんが、身体全体を暖めてあげると代謝が良くなり尿の量が多くなり、以前よりも少し楽に排泄ができ、元気になることは間違いありません。

事実コタツを導入してからというもの、発作が一度もおきていません。
散歩も頻繁に行くようになり、猫が熟睡しているときに起きるケイレンをするようになり、なんといっても、ウン〇が以前より楽になりました。
年老いた猫にとって、ホットカーペット、ストーブだけでは寒いものです。

コタツは遠赤外線なので、暖かく深い眠りができるようです。
今、コタツの中を覗いたら、おひげピクピク、手足もピクピク、口もウニャウニャといいながらチャー君はすっかり夢の中です

追記=====

ほとんど動けない年老いた猫のことを漫画にした中の1コマで。
その猫の排泄物がべっとり身体に付き、排泄物を落とすために猫をシャワーで洗ったとありましたが、このチャーの介護日記を見ている方にお願いします。
絶対に年老いた動物をシャワー、お風呂には入れないでください。
一度に体力と生きるエネルギーを奪います。
動けないくらい弱っている人間にシャワーを使ったりお風呂にいれますか!?
動物も一緒です。

もしも汚したら、熱湯にタオルを浸し、硬く絞ってから身体を拭いてあげてください。
または、ペットショップに拭くだけで汚れが落ちるというようなグッズが販売されていますのでそれを使用して汚れを取ってあげてください。






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