よしなしごと

日々のあれこれを綴ります。

ムンステッドウッド 今年のバラ2020

2020-07-26 23:23:09 | バラ


毎年ムンステッドウッドは、よく咲いてくれるのですが、
ムンステッドウッドのウッドは、woodのことだったのかと今更気づきました。
イギリスの園芸家、ガートルード・ジェキルの庭の名前だったんですね。
当然のことながら、ガートルード・ジェキルの名のバラもあります。



今では、女性の園芸家は珍しくありませんが、当時(1843~1932)は珍しかったでしょうね。
元々は、画家だったそうです。



先日、このムンステッドウッドの根元に木くずを発見。
カミキリムシに入られてしまったようです。
細い管で薬をスプレーしましたが、ちゃんと薬が入ったかどうかはわかりません。
来年は、大丈夫かなあと思います。
おおきな穴は開けられたくないよー。


ジャルダン・ドゥ・レソンヌ 今年のバラ2020

2020-07-24 16:53:52 | バラ
ジャルダン・ドゥ・レソンヌは、今年も美しく咲いてくれました。
花数が多く枝が折れるのでは、と心配したくらいです。



私は今年までジャルダンとは、お城のことだと思っていました。
フランスのレソンヌというところに、立派なお城があるに違いないと思っていました。
どんなお城だろうかと、かってに妄想していました。
ところが、今年バラを見に来てくださった花友さんによると、
ジャルダンとは、公園とか庭園という意味らしいのです。
・・・知らなかった・・・
というわけで、今度は、レソンヌ公園ってどんなところかなあ、と想像する日々です。

ところで、花の咲く前に根元のあたりから一本の茎が伸びてきました。
これは、もしやベイサールシュートか、と思ったのですが、
葉っぱがなんか違う。



どうも接ぎ木の台木に使っているノイバラの芽のようです。
バラを育てていると時々あるようですが、初めて見ました。
申し訳ないけど、レソンヌさんの邪魔にならないようにカットさせていただきました。
来期もよろしくお願いします。

ミスティーパープル 今年のバラ2020

2020-07-23 09:00:42 | バラ
ミスティーパープルは、河本純子さん作出のバラです。
あまり棘がなく、病弱だと思っていたけれど、そんなことはなく美しいバラです。
ちまたの噂では、紫系のバラで丈夫なのは、「ノヴァーリス」だといわれています。
最近は、品種改良も進んできているので、紫だといって弱いということもないと思います。



今年バラを見に来てくださった花友さんに、「紫色でおすすめは、ミスティーパープルですか。」
と、聞かれたのですが、「いやー、他にもいろいろあるし・・・。」と口を濁してしまいました。
他に紫色、育ててないしな-。
あのとき、「ミスティーパープル」と強く推せなくてごめんよー。




ボスコベル 今年のバラ2020

2020-07-17 22:57:38 | バラ
ボスコベルは、冬の剪定で細い枝を残しすぎたかなあと思っていました。
春になって少し枝をすかしたのですが、混み合っているかんじです。
でも、細い枝にもよく花が咲きました。



開いてくるとこんな感じに。



ボスコベルは、1632年にイギリス、シュロップシャーに立てられたボスコベルハウスからきているそうです。
1632年というと徳川家光のころですね。



何色と言って良いのかよく分からない、ピンクとオレンジ色が合わさったような
珊瑚色というのか・・・よく分からないけど好きな色です。


シャンテ・ロゼ・ミサト 今年のバラ2020

2020-07-16 13:44:15 | バラ
ミサトさんは、渡辺美里さんに捧げられたバラです。ショートクライマー、よく伸びます。
その特徴を生かせぬまま木立性のような剪定をしていました。
今期はなんとかレトリスに仕立てようと思っていたのですが、うまくいかず断念。
いつもの木立性のような剪定になりました。
花数はいつもより多かったように思います。



夏頃からぐんぐん伸びます。



カミキリムシにおおきな穴を開けられちゃったのですが、げんきです。
穴は、カルスメイトで塞いでいます。
なんとか伸びた枝を生かせないかなあ、と思案中です。

名前というのはすごくおおきなポイントで、おなじなまえのミサトさんは「私のバラだ。」って思うかも。
フランス、デルパール社のバラですが、デルパール社での名前は、「スールエマニュエル」だそうです。
修道女エマニュエル、慈善活動を熱心にされた方らしいです。