園芸の個人的な記録として始めたブログではありますが、
ささやかに18年ぶりの祝祭に参加したいと思います。
それは、ついに待ち焦がれていた「十二国記」の新刊が十月十二日に出版されるからです。
なにしろ十二日ですからね。
「十二国記」は、架空の中国っぽい世界を舞台にしたファンタジーです。
十二の国があります。その中の「戴」国を舞台にしたお話が今回の新刊です。
それで、今までの「戴国」の話をおさらいがてら読み直しています。
なにがそんなに面白いか、心を動かされるか、いろいろな要素はありますが、
やはり一つ目は、登場人物達の台詞がひとつひとつ胸に迫ってくることです。
さらに世界観がきちんと構築されていること。
その世界観が、興味深くおもしろい。
これ、十代の頃に読みたかったですね。
おばさん年代で読み、いまはもうおばあさん世代です。
それでも変わらず全身を揺さぶられるような台詞が飛び込んできます。
そもそも自らの手で支えることのできるものを、我と呼ぶのではないんでしょうか。
ここで戴を支えることができなければ、そのために具体的には何ひとつできず、
しないのであれば、僕たちは永遠に戴を我が国と呼ぶ資格を失います。
僕はもう子供ではないです。いいえ、能力でいうなら、あの頃の方がずっと
いろいろなことができた。かえって無力になったと言えるんでしょう。
けれども僕はもう、自分は無力だと嘆いて、無力であることに安住できるほど幼くない。
公式サイトがリニューアルしてます。
ささやかに18年ぶりの祝祭に参加したいと思います。
それは、ついに待ち焦がれていた「十二国記」の新刊が十月十二日に出版されるからです。
なにしろ十二日ですからね。
「十二国記」は、架空の中国っぽい世界を舞台にしたファンタジーです。
十二の国があります。その中の「戴」国を舞台にしたお話が今回の新刊です。
それで、今までの「戴国」の話をおさらいがてら読み直しています。
なにがそんなに面白いか、心を動かされるか、いろいろな要素はありますが、
やはり一つ目は、登場人物達の台詞がひとつひとつ胸に迫ってくることです。
さらに世界観がきちんと構築されていること。
その世界観が、興味深くおもしろい。
これ、十代の頃に読みたかったですね。
おばさん年代で読み、いまはもうおばあさん世代です。
それでも変わらず全身を揺さぶられるような台詞が飛び込んできます。
そもそも自らの手で支えることのできるものを、我と呼ぶのではないんでしょうか。
ここで戴を支えることができなければ、そのために具体的には何ひとつできず、
しないのであれば、僕たちは永遠に戴を我が国と呼ぶ資格を失います。
僕はもう子供ではないです。いいえ、能力でいうなら、あの頃の方がずっと
いろいろなことができた。かえって無力になったと言えるんでしょう。
けれども僕はもう、自分は無力だと嘆いて、無力であることに安住できるほど幼くない。
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