彼女と再会したのは
jesse's barだった。
両切りのラッキーストライクを吸い
バルヴェニー ダブルウッドを
ロックで飲みながらボクは聞いた。
もしここに浜田省吾がいて
歌ってもらうなら何?と聞くと
『ラストショー』よ。
彼女は、即答した。
あなたは?と聞かれ
ボクは『いつわりの日々』と答えた。
最も現実の中で生きているボクは
この現実の日々がいつわりであれと
思っているのかもしれない。
何も変わり映えの無い日々を
活き続けている彼女は、
この生活に早く終わりを
告げたいのかもしれない。
あの時二人で、グリーンカードを
取得しアメリカで暮らしていたら
別々の路を走ることなく
同じ道を同じ目的地に向かって進んでいたら…
彼女の言うlastは最後ではなく
英会話の中で使う
These groceries will last me for a week.
のlast "間に合う"の意味だったのかもしれない。
彼女は、最後のピッツァを食べていた。
あの頃と同じ様に耳を残して…
ChicagoのHard to Say I'm Sorryが
店には流れていた。
LPが古いのか
After all that we’ve been through
I will make it up to you,
I promise t
の部分で針が飛ぶ。
一番聞いて欲しいlyricだったのに。