先輩が職場を離れて1年が経つ。
思えばあっという間の1年だった。
頼ってばかりの2年間が終わり、今度は新しく入ってきた人に教える立場に。
守られていた側から守る側に。
教えるって難しいなあって思ったり
教えたのにまた違うやり方しているよ~、いい加減覚えてくれ~って内心思ったり…
まだ見ながらマニュアルを広げて見ながら対応しているのを見ると
つい思ってしまうことも…
私の場合は昔から参考書を何度も読み返すよりも、その内容を一冊の
にまとめて
重要なところを抜き出して覚えやすい言葉にまとめる派。
今も分厚いマニュアルを広げるのが、重たいし面倒だから
にまとめてあって、よっぽどのことがないとマニュアルを広げない。
人によってやり方は違うし、正しいことを自分の好きな方法でやればいいとは思う。
自分が他人に対して、強い口調で言われるとガーーーンってなっちゃうから
家族以外には極力強い口調では言わないようにしている。
マイルドカエルとして。
そこが端から中途半端に見えたり、甘いなって思われたりするかもしれない。
でも、お客様に対してもそうだけれど、間違ったことを
間違ってますけど、いいですよ…
っていうのは、それは違う。
やはり、おかしいことはたとえ向こうの態度が悪くなって汚い言葉を浴びせられたとしても
そこは断固として言わなければならない。
私がそこでは若いから、何度言っても聞いてくれないのなら
そこは人を変えて同じことを言って説得するしかない。
そういう時は少し私よりは上の人達に力を貸してもらう。
歳がものをいうというのか、説得力を出すところもあるからだ。
もし、私が窓口へ用があって行った時に
20代の店員が話したことに納得がいかなかったとしよう。
別の40~50代の人が同じことを言ったら分かりやすいし、
すとんと胸に落ちてくるものがあると思う。
だから、そういうことなんだ。
いろいろごたごたと今日はひとりごとを言っているけれど
最後に言いたいのは
人は良いところもあるし、悪いところもある。
悪いところというのは、すぐに目がつくし、笑えるほど指折り簡単に数えられる。
でも、すべて悪いだけの人はいない。
悪いところばっかどんどん指折りできるその人であっても
しぼり出すくらいかもしれないけれど、必ずいいところはある。
長所と短所は紙一重、表裏の関係とも言われるように。
だから、たまには、たまにはではいけないかもしれないが
その人の良いところも見つけて、そこをほめたり、いいねって言ったりするのも大事。
実は本人も気づいていないこともあるかもしれない。
まだ私は先輩を越えられない。
先輩がいたらこういうケースの場合どうするのだろう
こんなことで困らないよなあと頭を抱えることもある。
時には先輩とは違う対応をとることもあるだろう。
良いところは見習えばいいんじゃないかなって思う。
…と今日は長~い長~いひとりごとだった。