私の席は機械に囲まれている。
隣に座っている人は私より背が高い。
ちょうど死角になっている。
私の席からはお客様を確認しづらい角度があって見逃して動きが遅れることも。
だから、こちらの業務のお客様がみえたと感じるとその場で立ったり

のある席に行ってスタンバイするようにしている。
さて、職場の休憩は一斉ではなくて交替でとっている。
ある時、休憩の関係で仕事場にいる人数が普段の半分だった。
そこへお客様が。
お客様「こんにちは~」
カエルを含め3人「こんにちは~



」
お客様「あれ、今日はやけに少ないねえ」

「交替で休憩をとっているのですよ」
お客様「神隠しにでもあったのかと思ったよ」

「ふふふ」

「ふふふ」
お客様「神隠しにあわないようにちゃんと見ているからね」

「はい、お願いします

」そう言って座っていた姿勢から立ち上がる私。
お客様「あれ、もう1人いたんだね


てっきり2人かと思っていたもんで、少ないなあと思ったのよ」

「神隠しから戻ってきました(笑)」

「おとなしいから気づかれなかったのですね」
そう言えば

でも、私が聞いた話を、私がいないと思われて
「それ聞いたよ

」
と言うと、
「あれ、いたの

」
と言われることがある。
影が薄いカエル