昨年6月14日眠るように旅立った茶々丸。
3月23日に拡張型心筋症による血栓症を発症し
病院で診療を受け、苦しみながらも乗り越えてくれた茶々。
心臓の他に緑内障による失明で目はほとんど見えておらず
耳も遠くなっていたのに、血栓症で下半身特に左足に
血液が回らず足先の壊死にまで至りました。
肺に水が溜まり肝臓の値も最悪な数値でした。
先生がはっきりと言わずとも もうだめなのかもしれないと
言葉に出して言うのは嫌だったけど、苦しんでる茶々を見ていて
『もうがんばらなくてもいいんだよ。ごめんね苦しい思いをさせて』
とわたしは茶々に言いました。
点滴と投薬そして今まで通っていた病院から23日に診察してもらった
病院に変えたことも良かったのかもしれません。
奇跡的に回復を始め、自分で水を飲み・ごはんを食べ・引きずりながらも
自力でトイレに行き始め・・・壊死していた足先・肉球も新しいものが
かさぶたの下に出来始めていた矢先のことでした。
7月1日に20歳の誕生日を迎えるはずだった茶々。
心筋症になって2年ずっと苦しんで、血栓症も乗り越えて。
でも、この先更に苦しい思いをする前に神様が
『もう頑張らなくていいんだよ。本当にがんばったね。』
と一番身体が楽な時に迎えに来てくれたのかもしれない。
わたしに抱っこされてパパになでてもらいしあわせな気持ちのまま
眠っている状態で天に召されていったのだとそう思いたいです。
実家の窓でヨモと一緒の茶々。
来たばかりの子供の頃です
男のコには珍しいちゃんと子育てをするパパでした(´▽`)
ヨモを抱きしめて眠る茶々。
ふたりの間にはしんちゃんも産まれ、とても仲良しな夫婦でした
ひなたぼっこと床の上で寝るのが好きでしたねぇ
しんちゃんが天国に旅立った後緑内障により失明した頃。
いつもガブが茶々に寄り添っています。
血栓症がだいぶ回復して苦しさもとれ
気持ちよさそうに眠れるようになっていた茶々
顔を隠して眠るこのスタイルが茶々の寝方。
苦しくてしばらくこの寝方ができなかったけど
亡くなる前日わたしの前に来てスヤスヤ寝ていました。
ママが泣かないように頑張って
くれたんだと思ってます。
本当にありがとね茶々
去勢手術をしに行った時、なかなか麻酔で眠ろうとしない茶々を見て
おじいちゃん先生が『麻酔で眠ろうとしないでしょ?普通ならすぐ
眠っちゃうのに“眠ったら危険”ってちゃんとわかってるんだよ。
このコはおとなしそうに見えるけど、本当はとっても強いコなんだよ。』
って言っていた。 そのことを亡くなる前に思い出した。
とてもおとなしいやさしい男のコで『オカマみたいですね』とか
言ってたけど、どんな状態になっても負けなかった茶々は本当に本当に
強い男のコだったとそう思います。
20年ずっとわたしを好きでいてくれて、傍にいてくれて
毎日抱っこされにきてくれて本当にありがとう。