・・・中一週空き、今後とも『鮨旬馬』の連中を宜しくです。
ここが世界のリッツホテルか・・・・・・!!
思ったより涼しい湿度はなく乾季のバリ島グラライ国際空港を発ち車で約30分、敷地はなんとあの ゛東京ドーム゛15個分の広さにあるらしい。
と言うのも夜道をただひた走り、ホテルの検問を抜けまだ走り暗闇の中に橙色のほのかな明かりがやっと見えた位で視覚としてはまだ見ていないためである。
バリの民族衣装に身を包んだホテルの女性従業員からランのレイを首にかけられ、・・・成田11時に発ち長旅の8時間をやっと実感し、幻想的なアジアンリゾートのロビーが迎えてくれた。
NHKのBSが見られるため16日10時13分の新潟中越沖地震の情報も目にした。
また新潟か・・・。
改めて視覚した規模の大きさに驚きを少し感じながら、さすが世界のリゾートホテルだ。
神の国・心がとろけそうな開放感と、不思議な懐かしさという感覚のクロスオーバー、バリならではの時間が流れていく。
インド洋に落ちる夕日がビールのグラスを染めながら沈んでいく。まどろむ至福の時間に乾杯。
あの女(ひと)は・・・と想う瞬間でもある。
1000キロ離れたジャカルタに立ち寄り・・・明日は光江にあえる。
武豊騎手が(38)JRA通算2994勝の最多勝を達成した。
『ギャンブル』の領域にあった競馬にスポーツのスタンスを加え『スポーツ観戦の場』に変えた。時代の変革も後押ししたが快挙である。
時は同じ日・・・。
土曜日、無事帰国歓迎パーティーが『鮨旬馬』で盛大に行われた。
大げさではあるが・・・ここの連中にとっては秋競馬の金主が無事に帰って来てくれたことが何よりの土産であるからだ。
ここの連中は節目の節目のお祭り事が大好きである。まるでバリ人と一緒である。
久しぶりの定番の席順に皆変な安堵の表情・・・健太郎の左に光江となりに棟梁、みゆきちゃん小鉄さんパドックのママ静香さんテーブル・座敷の小上がりには源さんはじめ職人達の連中だ。
見渡せばこのシッチエーションがすこぶる落ち着く。
棟梁の乾杯で宴も30分経過・・・・したころ。
『棟梁や皆は住めないと思いますよ・・・賭け事がない出来ない国ですから・・・』と光江が言えば・・・。
『バリ人は・・・チョットおかしいんじゃねぇか!! てめぇの事より神様の事、日々日常の生活より祭りの事が先決だってぇ言うのは・・・・』と棟梁。
『それに・・・ギャンブルがなしじゃ・・・とうてい皆んなは、光江さんが言う通り住めないわね・・・』の女将の言葉にみゆきちゃんが大爆笑。
『神様のために生きて・・・祭りで供養して・・・バリ人の真似はとうてい無理だね・・・』と小鉄さんが光江に話し掛けている。
それを聞きながら健太郎とみゆきちゃんがアイコンタクトで首を縦に振る。
『賭け事のない国・ギャンブル場のない国での1週間は・・・リフレッシュだったでしょ・・・』と小鉄さんが・・・。となりで光江が微笑んでいる。
『いや・・・小鉄さん!! 人生には賭け事、勝負するときが必ず節目節目にあるよあったよ!! 悔い残したくないし、負けちゃうんだよな自分に・・・本当は負けてはいけないんだろうが・・・・な!! みゆきちゃん・・・』健太郎の会話に一同妙に聞き入る。
静香ママが『哲学論ね・・・学生時代を思い出すは!! バリのお話は最高のお土産ね・・』光江さん。甘えびの頭をとりながら微笑み返す光江。
棟梁が『難しい話になってきたなぁ・・・健太郎さん!!! 帰国第一弾の予想は・・・』
『棟梁・・・!! ローカルは・・・?? 秋競馬まで待ちましょうよ』みゆきちゃん。
土産のウイスキー/30年もののバランタインが口の中の毛細血管に飲むと言う意識がないのに染みこんでいく。
光江がお土産のバックをすこぶる気に入ってくれた。
葉巻、石鹸、オイルと・・・・ところ狭しの中から明日のメニューを探しだし健太郎にみゆきちゃんが・・・!!
帰国第一戦・・・秋競馬まで待てない棟梁にビックなプレゼントをできるか・・・!?
左に居るマーメイドの力をかりよう。
新潟 11レース 関越ステークス
馬単 ⑦⑤ 9.1倍 ⑤⑦ 19.0倍
3連単ボックス ④⑤⑦⑧ 24点
函館記念 9レース
サクラメガワンダー/来たらゴメンナサイだ。
馬単ボックス ①②⑨⑩ 12点