考えてみれば弊ブログではリビングのことをほとんど書いてなかった。
リビングといえば家の居室においては要(かなめ)ともいえる存在。
それなのになぜ正面から触れてこなかったのか自分でもちょっと不思議に思った。
我が家のはリビングなのかダイニングなのかはっきりしないことが、リビングというキーワードでの書き込みをしてこなかったことの背景にあるかもしれない。
現代の家の多くはリビングとダイニングがほとんど密着している。こう書くと我が家のもあんまり変わらないようにも思うが、我が家のは「密着」というよりは「融合」。「リビング部分」+「ダイニング部分」という図式にはなっていないのだ。
自分はリビングで食事をとっているのか、ダイニングでくつろいでいるのか、あらためて考えるとよくわからない。
設計に入る前は「リビングとダイニングが密着していて、時に間仕切りできるような仕組みがほしい」というような要望を出していた。
ところが設計事務所が出してきた案は最初から融合型。それは要望を無視したということではなく、予算や他の部屋との配置関係、そして我が家の部屋での過ごし方を勘案して、まずは打診してみたという感じのプランであった。
当方は「間仕切り式リビングダイニング」という案を気に入っていたので、プランをにらめっこして何とかならないかと検討した。しかし、さすがプロ。設計図面の全体を見ているうちに、「これでもいいかも」と思えてきてしまった。
そもそも「間仕切り可能に」という要望は、リビングを通って他の部屋(古屋を含む)にたどり着くことを想定していて、お客さんが来たとき散らかったダイニングを見せたくないということがあった。また、広めのダイニングとリビングが合体することで大空間ができることも期待していた。
しかし、プランでは屋根つきの縁側があって、リビングを通らないで他の部屋に行くことが可能になっていたし、その幅広の縁側のおかげで見た目の空間は広くなっていたのだった。
プランはその後ちょっとずつ変わっていったが、リビングとダイニング融合案は結局最終プランまで変わらなかった。
そうして我が家の「リビングダイニング」というか「ダイニングリビング」というか、そんな居室が出来上がった。キッチンとの間にあるカウンター上部の吊収納の面はミラーとしたため、リビングを広く見せるような工夫もあった。このあたりもプロの設計だと感心した。
ここに設置したダイニングテーブルは高さがやや低いものを選んだうえに、家具屋に頼んでさらに2cm足を切っている。それはリビングとしての空間を意識したせいだ。すなわちテーブルもリビングテーブルとダイニングテーブルが融合したものになってしまった。
住宅の形状を現す「○LDK」という表記があるが、ウチは「LD」の部分を表現しにくいなあ、なんて思っている。
リビングといえば家の居室においては要(かなめ)ともいえる存在。
それなのになぜ正面から触れてこなかったのか自分でもちょっと不思議に思った。
我が家のはリビングなのかダイニングなのかはっきりしないことが、リビングというキーワードでの書き込みをしてこなかったことの背景にあるかもしれない。
現代の家の多くはリビングとダイニングがほとんど密着している。こう書くと我が家のもあんまり変わらないようにも思うが、我が家のは「密着」というよりは「融合」。「リビング部分」+「ダイニング部分」という図式にはなっていないのだ。
自分はリビングで食事をとっているのか、ダイニングでくつろいでいるのか、あらためて考えるとよくわからない。
設計に入る前は「リビングとダイニングが密着していて、時に間仕切りできるような仕組みがほしい」というような要望を出していた。
ところが設計事務所が出してきた案は最初から融合型。それは要望を無視したということではなく、予算や他の部屋との配置関係、そして我が家の部屋での過ごし方を勘案して、まずは打診してみたという感じのプランであった。
当方は「間仕切り式リビングダイニング」という案を気に入っていたので、プランをにらめっこして何とかならないかと検討した。しかし、さすがプロ。設計図面の全体を見ているうちに、「これでもいいかも」と思えてきてしまった。
そもそも「間仕切り可能に」という要望は、リビングを通って他の部屋(古屋を含む)にたどり着くことを想定していて、お客さんが来たとき散らかったダイニングを見せたくないということがあった。また、広めのダイニングとリビングが合体することで大空間ができることも期待していた。
しかし、プランでは屋根つきの縁側があって、リビングを通らないで他の部屋に行くことが可能になっていたし、その幅広の縁側のおかげで見た目の空間は広くなっていたのだった。
プランはその後ちょっとずつ変わっていったが、リビングとダイニング融合案は結局最終プランまで変わらなかった。
そうして我が家の「リビングダイニング」というか「ダイニングリビング」というか、そんな居室が出来上がった。キッチンとの間にあるカウンター上部の吊収納の面はミラーとしたため、リビングを広く見せるような工夫もあった。このあたりもプロの設計だと感心した。
ここに設置したダイニングテーブルは高さがやや低いものを選んだうえに、家具屋に頼んでさらに2cm足を切っている。それはリビングとしての空間を意識したせいだ。すなわちテーブルもリビングテーブルとダイニングテーブルが融合したものになってしまった。
住宅の形状を現す「○LDK」という表記があるが、ウチは「LD」の部分を表現しにくいなあ、なんて思っている。