さんじじいと子猫ども（4）

ハゲちびたちと、さんじじいが同居する事になった猫倉庫


（5）へつづきます

野良猫は多くの場合、怪我をしたり、体力が弱まったり、
衰弱してくると、ほかの動物から攻撃されない、
安全な場所・・・に隠れて、出て来なくなって、
やがて死んでしまいます。
公園で死体が見つかると、それは「ゴミ」として、
処分されます。
町の中でも、道路に車に轢かれた猫の死体があると、
清掃局が来て、回収していきます。

生きているとき、野良猫を見て「癒される、かわいい、楽しい」
「野良猫って、自由でいいな♪」と、言う人がいます。
ホントにそうですか？
野良猫って、幸せそうに見えますか？

先日の台風の中、雨風に体を震わせながら、
耐えていた野良猫たちが、いっぱいいるはずです。
私たちは、家のなかにいるから、気づかない。

気づかないところで、野良猫たちは苦しんで、
そして死んでいきます。
私は、もう野良猫を、増やしたくないです

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