ねこ☆にゃらーず

猫と暮らしながら感じること、動物ボランティアの日々のつぶやき

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犯人は誰だ!

2011-08-27 22:04:21 | ボランティア活動

昨日、先輩ボラからメールが来た。
「家に、慣れていない子猫が3匹捨てられた

ここで問題です!
このボラさんの家に、猫が捨てられるの今年で何回目でしょうか?
チチチチチ、チーーーーーーーン
はい。正解は・・・・・・・3回目です!
ちなみに毎年捨てられてます。

おいおい、ふざけんじゃねーーーーーーーーぞ、ゴラァ

今日、先輩ボラさんが言うことにゃ、3匹の子猫は生後3カ月くらい。
全然人慣れしていなくて凶暴。ひっかくわ噛むわ、触れない。
なんとか洗濯ネットに入れて、動物病院に連れて行ったものの、
先生が暴れる子猫を触れず、3匹中1匹しか検便できなかったそうだ。

私:「それって、野良猫の子ですかね?」
先輩:「いや、家で飼ってた子だと思う。ノミいないもの。きれいだしね。」
私:「もう何回目ですか?」
先輩:「今年で3回目よ。」
私:「う~~~ん、ちょっと思ってたんですけどね、いつも捨ててるの、
近所の人とかじゃなくって、ボラなんじゃないですか?」

先輩:「私もそう思う。毎回使い古したキャリーに入れてるしね。
毎回、人に慣れてない大きくなった子猫だし。たぶんボラやね。
保護したけどもらい手もなくて、大きくなって、
手元でもてあました子を捨ててるんだと思う。
近所の人はみんな猫は外で飼ってるし、わざわざうちに捨てにこんわい。」

ボラというか、保護した猫をボラに丸投げする「猫おばさん」がいる。
猫を保護しても自分では面倒を見れず、どうにかしてとばかりにボラに投げる。
面倒を見れないのに保護は繰り返す。
丸投げはするが、保護に必要な費用の負担もしない。里親探しの手伝いもしない。
何もしない。
あまりの丸投げにボラも協力できなくなる。
すると、協力してくれたボラの家の前に、猫を置いていくのだそうだ。
その話を聞いていたので、その猫おばさんかと思ったのだが、
先輩ボラは「その猫おばさんじゃない。」と言う。
「私を知っているボラの誰かやろうね・・・。」

先輩は、愛媛の保護活動家の間では、有名な人だ。
でも、家の前に「私は猫ボランティアです!」なんて看板もしてないしね、
近所の人がこの家の人はボラだからと捨てるにしても、数として限度があるよ。
ちょっとこの捨て猫の数、おかしいんだよ。
更に捨てられてる猫が、今まで私も何匹も預かったけど、
野良猫かと思うほど、人馴れしていなくて、
よくもまあ、キャリーに詰め込めたね~ってくらい凶暴。
仮に一般人が猫を保護してしまって、どうしようもなくて捨てたとしても、
ボラが捕まえるのに苦労するような猫たちを、まず素人が捕まえられないよ。
また、飼い猫だったにしては、捨てられた猫たちは人に慣れてなさすぎる。

同じボラが犯人なら許せない話だ。もうそんなヤツはボラじゃねえ!
でも、人に丸投げばかりの口先だけの自称ボラはいくらでもいる。
ボラという意識はなく、ただ猫の面倒見ているだけの猫おばさんもいっぱいいる。
途中で丸投げするなら、そんなモラルなら、保護なんてしないで欲しい。

先輩は家に、監視カメラを設置することを決めた。
次に捨て猫されたら、カメラの映像を警察に提出する。
捨て猫は犯罪だ。誰が捨てたのであってもね。


でもね~捨て猫、虐待があっても動かない警察。
動物を救うという意味において、愛護法は飾りだけの法だ。

今回の愛護法改正で、一歩でも前進してほしい。でも、覚えておいてください。
例えば、「生後2カ月未満の子犬や子猫の流通・販売禁止」が法案で通っても、
それで終わりじゃないんです。
愛護法で規制していても、無知かわざとか、2カ月未満の子犬や子猫を
販売しようとするショップやブリーダーは、必ず現れます。
法が破られた時、そのショップやブリーダーは間違いなく裁かれるのか?
今みたいな、保健所から簡単な注意があって終わりじゃダメなんです。
厳しい罰則がなければ、誰も守らない。罰金に加えて、営業停止や登録抹消とかね。

でも、罰則が仮にあっても、名ばかりの罰則、規制になるかもしれない。

現在、業者が何十頭、犬や猫を餓死させようが、
糞尿にあふれた、足の踏み場もない地獄のような環境で飼っていても、
動物愛護法で虐待は犯罪って言ってるのに、書類送検でおしまい。たいてい不起訴。
おとがめなしってことですよ。
警察がこの程度だもん、保健所がどこまで業者に言える?出来るかな?

法を犯したのに罰せられないなら、いくらでも罪を犯すよね?

私たちは、愛護法が変わったで喜んで終わりじゃダメなんです。
変わった後に、愛護法が守られるように、監視していかなければならないんです。
業者に対してだけではなく、業者を助長する小さい子猫や子犬を買いたがる「お客」が、
いなくなるように、啓発していかなければならない。
売り手だけではなく、買い手の気持ちも、変えていかなければならないんだよね。

愛護法はこれから、あらゆる面でまだまだ変えていかなければならない法なのだ
パブコメ、今日が締め切り。
届け!みんなの気持ち!動け!環境省!


先輩ボラの捨て猫3匹は、月曜日にうちに来ます。
先輩ボラの家はすでに何十頭も保護していて、
旦那さんが保護に反対しているため、家に置けないのだ。
3匹は、私が預かって慣らしていくんだけど、慣らすのに長期戦覚悟です。
慣れる頃には、だいぶ大きくなってしまうと思うので、
里親探しがまた難しいと思う。もらわれない可能性も大。はぁ…ため息しかでんわ。
一般人かボラか知らんが、丸投げいいかげんにせーーーーー

上の写真は目が見えない黒猫、うちのムジカちゃん。(もう私の飼い猫です
8年前、生後1カ月位の時に、キャリーバックに入れて譲渡会場に捨てられた子だ。

保護するってのは、その子の将来を預かるってことだ。いろんな覚悟がいるんだよ。
医療費もエサ代もトイレの砂代もかかる。世話をする手間も相当だ。
どんなに世話をしても、もらわれずに、手元に残ることもある。
すべての子を助けたいけど、そんなことはできない。限界がある。
ボラはスーパーマンじゃない。
なんでも丸投げしないでくれ!すべての子を、助けられるわけじゃないんだ!

 

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多忙のため、愛媛県の方限定ですごめんね~

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