ねこ☆にゃらーず

猫と暮らしながら感じること、動物ボランティアの日々のつぶやき

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ガンコちゃんという猫

2011-10-20 06:12:45 | ボランティア活動

19日、保護猫のガンコちゃんが死んだ。

3年前、ガンコちゃんは先輩ボラTさんの家の前に、子猫たちと一緒に、
一つのキャリーケースの中に、ぎゅうぎゅうに詰め込まれ、捨てられていた。

例のごとく、Tさん家はすでに保護猫がいっぱい。
キャパオーバーで、ガンコは我が家にやって来た。

ガンコは攻撃性が高いうえ、生粋の野良猫のように、人練れしていなかった。
も~全然慣れなくてね~~
近づくと、ケージ内で「バン!」って手を床に打ちつけ、
前にせり出してくるタイプの攻撃性のある子で、
小部屋にうつしたら、部屋の中で逃げまどうしね
スポットしたり病院に連れていくのが、毎回戦争だったよ~~

頑固なくらい、人に慣れなかったガンコ。
慣れないまま1年たち、2年たち、
やっと触れるようになった時は、体が弱り始めた時だった。


ボランティアの家にいるのは、里親募集中の子猫だけではない。
人慣れしなかったり、性格に問題があったり、病気を抱えているために、
里親探しをしたくてもできないで、手元で抱えることになる猫がたくさんいる。
子猫だって、もらわれずに大きくなって成猫になってしまい、
ずっともらわれずに、ボラのもとで保護猫として、一生を終える子もいるのだ。


保護主は仮の宿であって、里親ではない。
保護猫が、里親にもらわれることなく死んでしまう度に、
何とも言えない気持ちになる。
家族を見つけてあげられなくて、ごめんね。

ガンコを捨てた奴が憎い。憎くてたまらない。
ボラの家に捨てたら、ボラが飼うと思ったか?
ボラが里親探し、してくれると思ったか?
ふざけんじゃねーーーーーーーーーーー
ふざけんじゃねーーーーーーーーーーー
ほんとにもう、ふざけんじゃねーーーーー