ところで、先ほどの廃屋の近くに、無用看板を発見した。
しかし、写真でもうっすらと、
「この先」
と書かれているのが分かると思う。
さらに目を凝らすと、どうやら、
「国際秘宝館」
と書かれているようなのだ。
しかし、国際秘宝館も2007年に店を閉じて久しい。
だいたい、入場料が高すぎた。¥2000なんだもん。
そう、この町こそ、全国にある秘宝館の発祥の地なのである。
「旧歓楽街」に「秘宝館」の看板……。
敵は手強いですな。
波形トタンと、波形コンクリとのコラボによる美形物件。
少し歩いたところにも、怪しいものにであった。
うーん、これはいわゆるカフェー風の玄関のつくりなんだけど、
作られたのは新しそうだし、しかし、元の形を残してリフォームしたとも考えられる。
結論はでない。
その建物の二階は、すごく頑丈そうなバルコニーとなっていた。
もう何が何だか分かりません……。
かなり派手目の赤で塗られたトタン建築がありました。
問題はこの側面です。
雨樋のパイプを塗装して乾かしてあるといえばそうなのかもしれないが、
自然木も添えられていたりして、
とりあえず、オブジェとしかいいようがない物件にであったのでした。
なんの意味もなく、赤煉瓦が……。
わたしの焦燥した姿を嘲笑うように。
階段を作ってあるらしいのですが、その場あわせのいい加減なつくり、不純粋階段ともいうべきか……。
石臼がごろりと横たわり、まるで現代芸術のよう……。
またわたしを混乱させる物件が。
玄関口にアールのある壁を見つけたのでした。
リフォームし直してこうなったとも考えられる……。
結局は結論めいたことはあまり得られず児童公園に戻ったのでした。
児童公園にこんなものが。
どうやら自転車進入禁止の柵のようでした。
何を守るでもない柵。
最後に、公園にあった記念碑。
ある国会議員をたたえたものらしかったです。
しかし、ある意味、これは見事な純粋階段なのでした(笑)。
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