国鉄労働者に塗炭の苦しみを与え２００名もの自殺者を生んだ分割民営化の責任者＝中曽根は万死に値する①

１０４７名問題解決を求めての国会アピール54日間連続マラソン。2009/12　

　政治的解決に至りつつある国家・国鉄による不当労働行為による１０４７名問題について以下の記事を紹介します。

オホーツクの大地から～北見闘争団日記 （ページ上の闘争団のたよりから入ります。またそのページの下の方に出てきます。）

本日、北海道新聞朝刊にＪＲ不採用問題「和解案文書が国策批判、前代未聞の不当行為」との見出しで報じられた・・・・・

　記事の全文については「北見闘争団ホームページ」にアップしたので見て頂きたい・・・・

　内容を省略して言うと「国鉄が国労組合員を恫喝し組合を脱退させた。国労を脱退した者、他労組は極めて高い採用率だったのに対し、国労の採用は著しく低く、あからさまな採用差別があった。国鉄改革法２３条の仕組みが法的救済を困難にした原因で、法律を提案した内閣、可決した立法府、不当労働行為が起こらないよう適切な権限行使を指導しなかった行政当局に責任がある」と当時の政府を批判した・・・・と記事は述べている。

　当然の事だと思う・・・これまで私達が訴えてきた事だ・・・・

　この事は国鉄で働いてきた者は全員が分かっている事であり、生き証人のはずだった・・・・

　しかし、脱退した者も、国鉄当局（現ＪＲ）も他労組も旧運輸省官僚も口を閉ざし２３年間、隠ぺいしてきたのだ！

　同じ鉄路で働いてきた労働者が国の不法行為により路頭に迷い、懸命に職場復帰を訴えてきたのにもかかわらず、他労組は当局と一体となり隠ぺい工作と、更なる国労脱退を進めてきた・・・・

　労働組合としての存在価値はあるのだろうか？・・・

　国鉄分割・民営化は労働者・労働組合のものの見方、考え方を変質・変貌させた。

　国鉄改革はお客様へのサービス向上の為の労働者の意識改革だと言われたが、本質は「労働者の競争、個人主義」をあおるものでしかなかった・・・・

　労働組合は労働者を守るのではなく、組織を守る事を優先させ、労働者の要求も、痛みも辛さも考えなくなっていった・・・・

　今の厳しい社会だからこそ、人にやさしく、労働者が手を取り合い、支え合い、安心して生活出来る社会を築きあげなければならない・・・・

　その為にも、国鉄分割民営化の「負」の遺産であるＪＲ採用差別事件、国鉄闘争を勝利的に解決しなければならない・・・・・

　今の政府には、その使命がある・・・　　　　 私にもある・・・・・

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