共生連帯・近畿の1泊学習会で神戸に。初日は丹羽雅雄弁護士の講演がメインで、戦争をさせない1000人委員会の取り組みについて報告など。
高砂市議選で当選した井奥議員が御礼の挨拶
【情報紹介】
(プロメテウスの罠)抵抗32年の島:17 学会が異例の異議 朝日新聞 2014年9月22日05時00分
上関原発計画地の海を、自然環境の面から守ろうとする人もいる。
上関の自然を守る会代表の高島美登里(たかしまみどり)(62)は、計画地の海を船で見て回る。国天然記念物の海鳥カンムリウミスズメを調査するためだ。
「あれ、カンムリじゃない?」
漁船のエンジン出力を落とし、警戒させないように近づく。高島は海上を見つめ続ける。体長20センチほどの大きさのカンムリウミスズメは、海上ではなかなか見つけにくい。
近づくと、2羽が寄り添うように海面を泳いでいる。後方から漁船を近づけると、潜水を始めた。すぐに数十メートル先にまた姿を現す。時折、海面に体を起こし、ペンギンのように羽を震わせた。
カンムリウミスズメは、日本近海を中心に生息し、総個体数は約5千羽と推定される。環境省のレッドリストでは絶滅危惧2類。冠のような頭頂部の羽毛が特徴だ。高島たちは2008年5月、計画地の近海で初めて確認した。
守る会ができたのは1999年。中国電力が同年4月に提出した環境影響評価準備書がきっかけだった。
準備書を見た祝島の島民から「スナメリの記載がない」などと指摘の声が上がった。
環境アセスのやり直しを求め、全国から約12万人の署名が集まった。高島らが署名簿を旧通産省に持っていくと、担当者からこんな言葉を聞いた。「中国電力から出された準備書は、9電力中、最低のものだ」
高島は山口大の学生時代は国史専攻で、野生生物は素人だった。卒業後は山口県職員労働組合に勤めた。中国電の準備書を分野ごとにコピーし、研究者に送って評価を求めた。
来訪した研究者と田ノ浦周辺を調べ始めると、発見が相次いだ。希少種のナメクジウオ、国天然記念物のカラスバト……。絶滅が心配される生物が数多く確認された。
調査した京都大大学院教授の生態学者、加藤真(かとうまこと)(56)はいう。
「田ノ浦地区は世界自然遺産に値する場所だと考えます」
中国電は追加調査をした後、01年6月に環境影響評価書をつくり、経済産業省に提出した。経産省は翌7月に「適正」と判断し、環境についての評価は確定した。
10年1月、日本生態学会や日本鳥学会などは合同でシンポジウムを開き、環境影響調査のやり直しを求めた。学会が電力会社の調査にクレームをつけるのは異例だった。(小川裕介)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
HK & Les Saltimbanks "On l�・che rien" (Japanese subtitles)あきらめないぞ! (いつの世もあきらめたらおしまい。自民党安倍政権が政治の私物化をもくろみ、国民だれでも逮捕自由自在の「なんでも秘密」法(特定秘密保護法は自由民主党が自由と民主の真逆であるのと一緒で、特定ではなく官僚が秘密と言ったら秘密になる)に反対し続けます。この歌に勇気をもらって頑張ります。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆山下HP・「お元気ですか」 ◆今日も元気だ のぼりラン
◆山下Facebook ◆山下Twitter
blogランキングに参加しています。(1日1クリックでできる山ちゃんへの励まし。みなさんの「茨木情報」クリックが山ちゃんの元気になります。→
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆全国の放射能(水道、雨の放射能)濃度一覧
◆山下HP反核・反原発サイト、放射能情報公開、反原発の歌
高砂市議選で当選した井奥議員が御礼の挨拶
【情報紹介】
(プロメテウスの罠)抵抗32年の島:17 学会が異例の異議 朝日新聞 2014年9月22日05時00分
上関原発計画地の海を、自然環境の面から守ろうとする人もいる。
上関の自然を守る会代表の高島美登里(たかしまみどり)(62)は、計画地の海を船で見て回る。国天然記念物の海鳥カンムリウミスズメを調査するためだ。
「あれ、カンムリじゃない?」
漁船のエンジン出力を落とし、警戒させないように近づく。高島は海上を見つめ続ける。体長20センチほどの大きさのカンムリウミスズメは、海上ではなかなか見つけにくい。
近づくと、2羽が寄り添うように海面を泳いでいる。後方から漁船を近づけると、潜水を始めた。すぐに数十メートル先にまた姿を現す。時折、海面に体を起こし、ペンギンのように羽を震わせた。
カンムリウミスズメは、日本近海を中心に生息し、総個体数は約5千羽と推定される。環境省のレッドリストでは絶滅危惧2類。冠のような頭頂部の羽毛が特徴だ。高島たちは2008年5月、計画地の近海で初めて確認した。
守る会ができたのは1999年。中国電力が同年4月に提出した環境影響評価準備書がきっかけだった。
準備書を見た祝島の島民から「スナメリの記載がない」などと指摘の声が上がった。
環境アセスのやり直しを求め、全国から約12万人の署名が集まった。高島らが署名簿を旧通産省に持っていくと、担当者からこんな言葉を聞いた。「中国電力から出された準備書は、9電力中、最低のものだ」
高島は山口大の学生時代は国史専攻で、野生生物は素人だった。卒業後は山口県職員労働組合に勤めた。中国電の準備書を分野ごとにコピーし、研究者に送って評価を求めた。
来訪した研究者と田ノ浦周辺を調べ始めると、発見が相次いだ。希少種のナメクジウオ、国天然記念物のカラスバト……。絶滅が心配される生物が数多く確認された。
調査した京都大大学院教授の生態学者、加藤真(かとうまこと)(56)はいう。
「田ノ浦地区は世界自然遺産に値する場所だと考えます」
中国電は追加調査をした後、01年6月に環境影響評価書をつくり、経済産業省に提出した。経産省は翌7月に「適正」と判断し、環境についての評価は確定した。
10年1月、日本生態学会や日本鳥学会などは合同でシンポジウムを開き、環境影響調査のやり直しを求めた。学会が電力会社の調査にクレームをつけるのは異例だった。(小川裕介)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
HK & Les Saltimbanks "On l�・che rien" (Japanese subtitles)あきらめないぞ! (いつの世もあきらめたらおしまい。自民党安倍政権が政治の私物化をもくろみ、国民だれでも逮捕自由自在の「なんでも秘密」法(特定秘密保護法は自由民主党が自由と民主の真逆であるのと一緒で、特定ではなく官僚が秘密と言ったら秘密になる)に反対し続けます。この歌に勇気をもらって頑張ります。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆山下HP・「お元気ですか」 ◆今日も元気だ のぼりラン
◆山下Facebook ◆山下Twitter
blogランキングに参加しています。(1日1クリックでできる山ちゃんへの励まし。みなさんの「茨木情報」クリックが山ちゃんの元気になります。→
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆全国の放射能(水道、雨の放射能)濃度一覧
◆山下HP反核・反原発サイト、放射能情報公開、反原発の歌