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橋下市長引退会見でもマスコミ批判・・・なぜ大阪は橋下徹に騙され続けるのか?

2015年12月22日 | #自公(維)政治は最低最悪 #茨木市議会議員
写真は今年9月国会前の座り込み 

【今日のメモ】市役所控室の片づけ、ピースアピールビラの賛同者への礼状発送準備。

【情報紹介】

橋下市長引退会見でもマスコミ批判を繰り広げ、今後についてはだんまり! なぜ大阪は橋下徹に騙され続けるのか?

任期満了のため、今日をもって退任する大阪市の橋下徹市長が、先ほど退任の会見を行った。先月末のダブル選挙で圧勝をおさめた勢いをそのままに、最後の最後までマスメディアに対する「威圧」の姿勢を崩さない、「橋下節」の集大成のような会見であった。

 冒頭から「退任会見なんですが、メディアに二、三、文句を言いたい」とぶちあげ、「慰安婦は必要」発言、職員組合問題など数々の報道を具体的に挙げながら、「検証能力がない」「無駄な8年間とほざくコメンテーターはしょうもない」「朝日新聞は幻想主義」などとマスコミへの批判をまくし立て続けた。また、憲法改正について積極的に語る一方、今後の政治活動への関わりについて問われると、「私人だ」「弁護士の守秘義務」などとはぐらかす。対するメディア側は、言われるがままで、それ以上つっこめない。その様は、まさにこの8年間の橋下徹とマスコミの関係を象徴していた。

 ABC朝日放送の府民世論調査によれば、このたびの退任を機に引退を宣言している橋下氏に対して、「復帰してほしい」が49%、「復帰してほしくない」が35%と、反対意見をもつ論者やマスコミを封殺する強権的な姿勢、慰安婦発言などの失言でバッシングを受けたにも関わらず、彼の人気は依然として健在であることがよく分かるデータが出ている。

 彼はなぜこのように人気を保つことができているのか。そこには、橋下人気に丸乗りしようとするマスコミと橋下氏との「共犯関係」があった。

 その蜜月関係は、彼が政治家になったばかりの2008年から始まる。まずは、彼を取り上げると目に見えてコーナー視聴率が上がる情報バラエティ番組が橋下氏に取り込まれていった。橋下氏と「内輪」の関係になってしまった放送局はそれ以降客観的な検証・報道のできない空気をつくりあげてしまう。

 それは、圧倒的な人気を後ろ盾に、橋下氏がマスコミに対する威圧的な行動・言動を繰り返すようになってからも変わらなかった。むしろ、より推し進められることになる。国歌の起立斉唱命令に関して問い質した女性記者に26分間もの間「とんちんかん」などと罵倒した異常な事件もあったが、その「いじめ」のような状況にも異議を唱えるマスコミ関係者はいなかった。

 マスコミ関係者は誰も彼のことを悪く書けない。そして、その状況が生み出したのが、この橋下人気だ。

 当サイトでは、このような状況がつくりあげられていった過程、そして、この「橋下的なるもの」をつくりだした、彼とメディアの「共犯関係」について考察した記事を先日の大阪ダブル選時に配信した。橋下氏の引退会見に際し再録するので、是非ともご一読いただきたい。
(編集部)
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 橋下徹・大阪市長率いる国政新党「おおさか維新の会」(地域政党名は「大阪維新の会」)の完勝に終わった大阪府知事・市長のダブル選挙。府知事選では、橋下氏の片腕である現職の松井一郎氏が自民府議の栗原貴子氏をダブルスコアで圧倒。市長選では、橋下氏が自ら後継指名した吉村洋文氏を付きっきりで強力に応援し、5月の「大阪都構想」住民投票で反対派の顔になった自民市議の柳本顕氏に19万票もの大差を付けた。

 この結果について、「自民が都構想阻止で一致する共産の支援を受けたせいで本来の自民支持層を固めきれなかった」「反維新勢力の結集を“野合”と批判した維新の作戦勝ち」など、さまざまな分析がなされているが、やはり一にも二にも、橋下人気による勝利であろう。

 10月下旬に行われた朝日新聞とABC朝日放送の府民世論調査では、橋下氏の支持率は48%、不支持率は33%だった。大阪市民に限れば、5月の住民投票前には橋下支持43%、同不支持39%だったのが、支持率は50%に回復、不支持率は37%に下がっていた。橋下氏は12月の任期満了で政界引退を表明しているが、将来的に政界に「復帰してほしい」が49%、「復帰してほしくない」が35%。同時期の産経新聞の府民世論調査では、松井・橋下によるこの4年間の府政・市政を63%が「評価する」と答えている。

 都構想や「改革」の実績をめぐる虚偽説明やごまかし、対立する相手への過剰な攻撃と罵詈雑言、マスメディアや反対論者に対する言論封殺など、強権を振りかざす橋下氏の独裁的政治手法については本サイトでもさんざん指摘・批判してきたが、大阪での人気は衰えるどころか、完全に復権しているのである。なぜか。その「空気」の正体に迫った本が刊行され、注目を集めている。

『誰が「橋下徹」をつくったか──大阪都構想とメディアの迷走』(140B)。関西を拠点とするフリーランスのライター・松本創氏が、橋下府政・市政の約8年間を主に在阪メディアとの関係に焦点を当てて検証したノンフィクションである。在阪テレビ局・新聞社の記者やデスクやディレクター、橋下氏に「敵」認定され、攻撃された平松邦夫・前大阪市長や藤井聡・京都大学大学院教授らによる証言、また著者自身が取材した記者会見での橋下発言やその報道内容から、権力者にコントロールされ、無自覚なままに「橋下礼賛」の空気を作ってきた在阪メディアの実情を明らかにしている。

・・・続く・・・・・・

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HK & Les Saltimbanks "On l�・che rien" (Japanese subtitles)あきらめないぞ! (いつの世もあきらめたらおしまい。自民党安倍政権が政治の私物化をもくろみ、国民だれでも逮捕自由自在の「なんでも秘密」法(特定秘密保護法は自由民主党が自由と民主の真逆であるのと一緒で、特定ではなく官僚が秘密と言ったら秘密になる)に反対し続けます。この歌に勇気をもらって頑張ります。)
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