リーマンの楽しみはランチである。愛妻弁当も結構だが、
外回りのときに出向いた先に美味しいめし屋が、
あればうれしいものである。 その日も私は、
ランチを楽しみにあるお店に入ったのである。
ビュッフェというシステムの店である。いわゆるバイキングである。
ランチバイキングというのはどの店舗も繁盛しているようである。
このお店も例外ではない。 バイキングは、タイミングである。
できたての好みの料理が出てきたときには、幸せを感じるものである。
その店には、なぜかタイムサービスがあり、寿司が出てきたのである。
食いしん坊の私は、獲物目がけて一目散。寿司をゲット!!!?すると後ろから
「並んでるよ兄ちゃん。」振り返るとおばさん。本当に並んでいるではないか。
常識ある私は仕方なしに列に入ったのである寿司のために・・・・。
するとまたもやおばはんの声「みんな並んでるよ。駄目よ。」やさしい様で
キツイ口調。寿司を素手で取ろうとしている女の子に言っているのである。
ババの手は、その手を掴んでいるのである。その子は泣いた。そして、母がきた。
「どないしたん?」「お母さんですか?しかじかです。」「すみません・・・」
「ほんなら1つだけもらっていこ」「何ゆうてんの私も後ろも並んでるよ!」
「1つだけやんか!」「若い親は常識ないね!子供の代わりに並びぃーーーー!」
「うるさいおばはんやな!返しとき!」泣いている子供の皿からヤンママは
寿司を戻したのである。(女・おばはんVSヤンママこわっ!)
更にデザート方では、別ババが叫んでいる。「パインに髪の毛入ってるで、変えて!」
・・・先にも言ったが、ここは泉州のあるビュッフェである。てんこ盛りの
店内では、何もなかったように皆が、食物をあさる様子は戦慄である。
・・・・私の寿司の番がまわってきた。おっつぅーーー!ネタがはずれているエビ。
これは!そうあの子供が戻したエビである。・・・腹をすかした私の更にエビの姿はなく
鶏の唐揚とオムレツがあった。泉州人、全てやないよ。泉州人はいい人よ。
でも、寿司食いたかった。 今日の一言「悪名だろうが何だろうが
おれの名を世界中に轟かせてやる!!!」誰の言葉かな?ではまた、zama