波多です
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もうすぐバレンタインデーです。
バレンタインの思い出は数年前。
上の娘が年小組の時、初めてバレンタインのチョコを持たせて
幼稚園に行かせました。たっくんとこう君とひー君に渡すとのこと
で嫁さんが作って準備したものでした。
気にいってくれたらいいなあ と笑って送り出し、帰りを待ちました。
きっと笑顔で帰ってくるだろうと期待して。
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ところが、帰ってきた顔は違うものでした。
何か不安そうな不思議そうな顔で帰ってきたものですから、
『どうやった?気にいってもらえた?』
と尋ねると、
『よろこんどった。たっくんもこう君もひー君もたくさんもらってうれしそう
やったで。』
と答えたそのあと、
『でもコーチャンにはだれもくれなかった。なんでやろ?』
と不思議な顔で訪ねるのです。
しまった! と思いました。
バレンタインは一方的にあげるだけのものだという事を言ってなかった
のです。今まで、ブランコやらお菓子やら欲しいものは順番でやったり、
貰ったりして、みんな仲良く平等にと教えてきたものですから、娘は
自分も同じずつ貰えると思ってたみたいです。
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すぐに抱きしめたくなる衝動を抑え、バレンタインとホワイトデーのことを
教えて、納得させたのですが、それでも不思議そうな顔をしていました。
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子供のことは予想外のことばかりで、本当に面くらっています。
小さい時は特にそうでした。
子供の様子をみて、どう感じたのかな?わかってくれてるかな?と言い方
を考えたり、話す順番を考えたりしたなあ。
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その娘も小4。どうやら好きな男子がいるようです。
昨日、好きな子おるんか?と聞いたら
初めてみせるドギマギした仕草で
『おらん』と答えよった。
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子供の成長は嬉しくも寂しくもありますね。
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波多でした