長崎県佐世保市江迎町の白岳自然公園では、
ボーダーコリーのロン(オス、8歳)が看板犬として来園者を迎えている。
登山客がスズメバチに襲われたのは1日午前11時ごろ。
幼児や小学校低学年の親子連れ約20人が参加していた。
下山ルートを探そうと草地に足を踏み入れた際、
地面から約50匹のスズメバチが湧き上がった。
子どもたちは悲鳴を上げてパニック状態に陥った。
ロンはすぐさま駆けつけ、ハチを追い払おうとした。
次第にハチの標的は黒色の毛を持つロンに。
参加者はその間に離れた場所に避難をできたという。
6人が足や首、頭などを刺されて救急車で運ばれたが、
命に別条はなかった。ロンが刺されたのは20カ所以上。
治療を受けたが約1週間にわたって食欲不振や嘔吐(おうと)が続いた。
ボーダーコリーは牧羊犬として人気、さらに
ブリティッシュコロンビア大学の研究によると全犬種で最も知能が高いとされる犬種
逃げれば蜂より早いロン、逃げずに戦い子供達を守った。
ちなみにルーはミニチュアシュナウザーです。
ミニシュナは、農場のねずみ捕獲目的で配合されて誕生した犬種。
狩猟犬なので公園で鳥を見つけると
一目散にダッシュしてます。