僕は男ですが、神経症(対人恐怖、視線恐怖、社会不安障害)だったとき、ぼろぼろになって大泣きしたかったです。
感情には苛立ちとか焦りとか恐怖感、不安感と言ったマイナスのものもあるし、喜び、快感、楽しさ、うれしさなどプラスの感情もありますよね。
人生はやっぱり喜びの感情で充たされた方がいいと思うし、そうじゃなきゃ生まれてきた意味がわからなくなる。
が、しかし神経症はそのすべてを破壊してしまいます。
そういえば、「泣く」ってどんな感情なんだ?
哀しいから泣くし、嬉しいから泣く。
苦しい時こそ泣いて、心の平穏を取り戻そうというのが今回の主旨です。
僕は神経症の時、ほんとうにきつくてよく泣いていました。
かといって、中途半端な涙だったので、心ゆくまで泣いた経験がありませんでした。
男というところでプライドがあったんでしょう。
本当は泣いて泣いて泣きたかったし、それくらい辛かったな。
そうしたら心を幾分か落ち着けて暮らすことができたと思う。
泣く感情すら出なくなったら、かなりやばい状態だそうです。
というのは、感情をぐっと殺すことで、悩みに対処しようとする無意識の防衛が働くためで、そうなると、生きている実感がなくなり、離人感にまで至るようになるそうです。
感情が死んでしまうってことは、本能も死んでいっていると言うことなので、悩みはそこまでいくと本当に大変なことになります。
感情が発散できないままいくと、妄想や幻聴が出てきて、統合失調症に進むと言われています(元の資質もあるそうですが)。
だから、いま涙に明け暮れている人は、すごくいいことだと捉えよう!
理性なんか取っ払って泣いちゃおう!
大泣きしたあとは、すごく気持が安らぎ、静かな闘志が湧いて出てきます。
そう、理性がここで僕の場合重要になりました。
どうして理性でなくことを抑えてしまうけれど、それじゃ発散にもならないし、ただ苦しい状況を確認するだけになりかねない。
僕は岩波先生の神経症克服プログラムで、深いトランス状態を体験して、さらに条件付けされて深まっていくと、感情がわっと出てきました。
こういう経験は、通われている多くの人がしていることですが、僕自身もそうなれたことはすごく嬉しかったです。
といっても、大泣きしていたので、哀しいやら何やらで、うれしいかどうかその時はわからなかったけどね。
理性のリミットが外れた時、無意識に抑圧してきたものがわーっと出てきた状態でした。
それぐらい深いトランスに入れさせてくれて、またその訓練を指導してくれた岩波先生には今も感謝は絶えないけれど(他の人ではなかなか難しいだろうな)、心がすっかり軽くなった気持は今思いだしても、心が洗われるようですね。
だから、泣くことの重要性を僕は身に染みて感じています。
悪いことじゃないと! だから中途半端に泣かず、とことん理性を外して赤ちゃんのように全身全霊で泣いてみよう!
そういや深いトランス状態にはいると、子供に退行する人がいるが、僕もその時退行していたのだろうか? 赤ちゃんの状態になっていたのではないか?
今となってどうだったかわからないけれど、それぐらい思いっきり全身全霊「それだけ!」といっていいくらい泣いちゃいました。
注意:泣く人もいれば、怒りがこみ上げてくる人もいます。それはその人の経験してきたルーツや抑圧の種類によるもので、とにかく感情がわーっと出てくるのはいいことです。
集団の時、初めての人は特に驚かないようにしましょう。
そこまでできるのは先生ぐらいしかいないと思うけど、初めてだとショックを受けますから。
こんなに人間の抑圧ってすごいんだなと。
日常で抑圧を溜めないためにも、この「泣く」ことをオススメします。
抑圧ははけ口がないと積もっていくだけだから。
男だって女だって関係ない!
泣く時は赤ちゃんのようにプライドと理性を捨てて泣こう!
呼吸法をやっている人がいたら、感情が出てきた時に無理に抑えないように。
家族がいたら、人がいないところで呼吸法をやって思いきり発散しよう。
すっごくすっきりするから!
色々調べても、なかなか、神経症やパニック障害、うつ病などと一緒に、「泣く」という症状のことが出てこなくて、今の自分の状態がわからずにいます。
でも、これだけ毎日号泣していることは、悪いことではないのかな?と 少し思えました。
なりながら嗚咽するほど泣くのが毎日で、気分が悪くなるので、あまり続くのは身が持ちませんが。
でも、読ませていただき、少し安心しました。
ありがとうございました。
先ほどのコメントに書き忘れていたので。。
ありがとうございます。
これは感情の発散ができるようになってきたのでは?いい感じなのでは?
と思ってきた所でした。
前は全然泣けなかったのに。
これからもどんどん発散していきたいと思います。
呼吸もがんばります。