11/28(日)は天気が良く、空も澄み渡っていたので急遽登山.
目指すは私にとって体力・気力測定のバロメーター、白木山.
午前11時10分 登山開始.
悲しいことだが、以前までとは違い、腿が上がらない.登る気力、気迫も薄れている.
歳を取るとはこういうことかと白木山に教えられる.
途中急勾配ではもー止めよーかと何度も思うが、5合目まで来たら、
ここまで来た以上登るっ!と強い意志を持つ.
やっとのこと登頂.1時間50分かぁ.
最速時は1時間15分、アベレージ的に1時間30分だったことを思えば、数字でも歳を感じる.
ただ、空気は澄み渡り、遠く三瓶山、大山、石鎚山まで見渡せ、しばし雲と戯れた.
がー、山頂で初めて出会ったと思しき男二人が、
あそこの山はどこどこが危険でどーじゃのこうじゃのと、周りに聞こえるような大きな声でずーと自慢げに喋っていやがって、
静かに景色を眺めたかったこっちにとっては全くの興ざめだった.
時にいるんだよなーこういう奴ら.
大迷惑だわ.
ほんでもって、下山中に立ち〇便するおじさんが、ブーって屁ーこくし…(-_-;)
何だかなー
山岳団体、登山自粛を要請
そうだよなぁ、同じように外の空気ならいいだろうと考えた他県ナンバーの登山客が押し寄せ、
山岳事故で救急医療を要する事態になったら大ヒンシュクだもんなー.
同じ考えで釣りもダメかぁ…?
慣れない読書…(^^;?
男子なので、よく雑誌やネットで見る、戦場や錆びた車などの高度なプラモデル+ジオラマを作るなんてのも考えるのだが、つい「道具も揃えないかんし、そもそもそんなん作っても人生の時間潰しだけの意味しかないし、非生産的だよなー」って冷静になってしまう.
絵を描くのも同じように思ってしまう.
そんなん考えてたら“家”趣味なんて何もできないのに….
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/65/0833252645ea710be9b0e35cbefc0dc8.jpg)
私の場合日帰り登山でも中に折りたたみ椅子を入れるので20Lでは容量不足.
おまけにこれから冬場に向かえば厚手の服も入れなければならなくなるので28Lでもやや不足.
そういう意味では、30Lの天蓋付きはたとえ荷が30Lオーバーしても天蓋で調節できるので好都合.
“berghaus”は山で人が担いでいるのを時々見ていたが、私の興味はなかった.
でも昨日“好日山荘”へ行ったとき、
30L、天蓋付き、2気質で下からもアプローチ可能、メットロープ装着可能、背長調整可能、レインカバー装備
などまさに私が欲しい数々の機能が標準で付いて、型落ちではあるが12,000円.
生地触りはあまり好きではないけれど….
迷わず購入ーヽ(^。^)ノ
で、これが私のザックコレクション.
まぁこれだけあれば障子、破れるっしょ(;^_^A
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/f9/ad8cdf44917365b5ed273ddb0b90c6b1.jpg)
週末からの連休で“下の廊下”歩こうかと思って、阿曽原温泉小屋を予約していたが、
今日管理人さんからわざわざ電話があって、隧道も崩落しているし、安全が保障できないのと、
週末は天気悪そうだから中止されたらどうかと.
私もそうなるだろーなーと思ってたところなので中止した.
それにしても小屋から利用者に電話してくれるとは、面倒見がよくて感動した.
因みに下は、昨年の隧道修理の絵.
こんな感じでやってくれてんだぁ<(_ _)>
2/24日曜日.
暖かい(^.^)
最近全く運動していない.
今日この好天の中、身体を動かさないでいたら、見えないところで脳梗塞・狭心症などの血管病の素地を進行させるかもという危機感が湧いた.
“そうだ、登山 行こう”
看板でハイキングと言われると心が折れる.登山と言ってくれー.
結構登ってきてるのにまだ3合目とは(トホホ)
4回目か5回目だが、まずこの3合目までがきつくて遠い.
はあはあ、である.
でも血管壁のデブリス(泥)を、持続的高血圧状態でウォッシュアウトできてるだろうなーという漠然とした感覚もあってなかなか良い.
体力落ちて、7合目からはロコモティブシンドローム.腿が上がらないで結構つまづく.
GWのアルプス登山計画、不安になる.
しかし(労作時)胸痛の発現はなく、今のところこのくらいの登山で狭心症を発症する兆しはなく一安心.
鳥のさえずりはもう春そのもの.
この山、3.5kmで約800mの高度を上げる登山.結構な勾配なのである.
ホントアルプス登山の練習になるよ.
ジャスト2時間で登頂.
2年前は1.75時間だった(T.T)
3年前は1.5時間だった(T.T)
まぁこの8カ月くらい、全く運動してないし、喰っちゃ寝の生活で太ったし、しかたないか.
ちょっと絞っていこうかな.
登ったことがある人なら知っていると思うが、5合目の森の中の緩斜面.ここは鳥のさえずりも聞こえて楽しい.
下りは楽だと思って油断するが、Gもかかるし、疲れているので大腿四頭筋がきつい.ねん挫でもしたら大変だ.
ヘトヘトで到着.
家に帰って、ビタミンB1,2,6,12配合剤を飲むと、今日(翌日)の腿の疲れが全く違う.
私はビタノイリン50というのを飲んだが、要するにアリナミン.
アリナミンの中でもアリナミンExゴールドって最強のよう.
データ上はビタノイリン50の2倍の効力がありそう.医者の処方薬よりOTC薬の方が大きな効果がある薬は初めて知った.
でも90錠4,500円ってちょっと高くないか?
まぁ何れにせよ、ある程度効果は予測していたが、こんなに効くとはビックリだ!
次回アルプス登山からビタミンB群薬は必携の薬になるだろう.
カシオさん他メーカーさん、山へはそうそうサブバッテリーなぞ持って登れないのに、何でこんな商品をサプライするの?
また、こういった商品を購入する登山好きの方はどういった利用の仕方を想定しておられるのでしょうか?
楽器やってみたかった.
何かのひょうしYouTubeでオカリナを見た.
“これだ!山に持っていくのにもちょうど良い.山小屋でコンドルは飛んで行くを吹くのだ!”
衝動買いした.
ドレミファソラシド、ラとシ、左手の薬指を上げないといけない.
私できない(;゚д゚)ェ…
いきなりくじけるかも(^^;
なかなか縁がない.
当ブログにも2,3年前から「白馬岳に縁がない」と書いているのですが、
結局今年の体育の日回りも縁がなかった.
“下の廊下”にせよ、“白馬連峰”にせよ、歩けるうちに行く機会あるかな.
今朝北アルプスの天気予報を見たら、この連休は結構天気良いやんけっ(`Д´)!
中盤の天気予報では、22日(土)が雨で、23日(日)晴れ、24日(月)曇りのち雨だったやんけっ!
昨日の晩(今日の未明)、急遽パッケージングしたけど、仕事終わった今、“急に天気良いって言われても”って感じで、新幹線に乗る気になれん!
20日(木)のカープ戦の広島の天気は雨、とズバリ当てといてから、大事なこの連休の天気を外されちゃぁ、
遠く広島からアルプスへ行こうとするものの気を削ぐんだよっ!(`Д´)(`Д´)(`Д´)
追記
“下の廊下”、登山道がダメだっても、まだ歩いたことない白馬は行ってみたかった(T.T)
こうなりゃ、10月の連休に晴れてもらうしかないっ(ガッツ!)
まず結論!
- 最寄りJR駅から登山口へのアクセスが悪い場合、レンタカーを借りて登山口まで行くべし
- メインの山からやっつけておくべし(美味しいことを先にやる)
- 山荘は当日朝、コースを最終決定してから予約すべし
飯のまずい小屋は二度と嫌じゃ! - 八ヶ岳は面積がコンパクトでかつ標高が高いからギュッと詰まって面白い
- 身体にフィットしないリュックはほんと嫌になる
- 重いリュックで危険な重層は慎むべし
- LOWAの靴は重い
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/0e/17f82290a3f04155d449f27fc436ccce.png)
これが茅野駅.
茅野ステーションホテルから浅野八ヶ岳を望む.
結構遠いな.
結果論だが、このバスに乗ればよかった.
だが今回は、富士山を前方に見ながら“硫黄岳⇒横岳⇒赤岳”縦走の計画としたので、一泊目“硫黄岳山荘”に予約をとった.
そうすると、山荘から朝迎車が来てくれて、“桜平”という登山口まで約1時間送ってくれる.
そこからスタートして、“硫黄岳山荘”までの約3時間の山行となる.
これが最短で“硫黄岳山荘”まで行けるルートとなる.
先週の“羅漢山”登山で体力のなさに愕然としたので、初日は短時間のタイム設定としたいのもあったわけ.
茅野駅のコンコースに、小平選手応援横断幕.
“桜平ゲート”.10:10頃出発!
“夏沢鉱泉”
おぉ、北アルプス.と思ったがこれは中央アルプスだな.
“夏沢鉱泉”10:40発.
すぐにアイゼン.
写真ではよくわからないが、下は腐った雪道と凍った氷道.
“オーレン小屋”
オオレンの花が多く咲くのでこの名前だそう.
11:45“オーレン小屋”発.
“夏沢峠”へ向かう.
おぉ、“硫黄岳”!
ここは“夏沢峠”にある“ヒュッテ夏沢”.
登ってます.
この斜度、結構きついっす!
今アイゼン付けてます.ピッケルも使わないと登れないくらいの斜度!
体力なくなっている私には応える.
それにほとんど人がいないので、とても不安になる.
えっちらおっちら.
ここら辺はもうアイゼンは要らなくなっている.
おぉ、遠くにケルンがポツポツと見える.
“硫黄岳 爆裂火口”
ちょっとだけ“グランドキャニオン”チック.
振り返って北方面(来た道).
双耳峰が“天狗岳”.奥に“蓼科岳”.
“硫黄岳”山頂\(^o^)/
奥に見えるのが、左から“横岳”、“赤岳”、“阿弥陀岳(私の右手の後ろ)”
ここまで出発地点の“桜平”から3時間30分.
コースタイムでは約3時間.
脚力落ちてるのと、アイゼン履いているのとで30分の遅れか…(悲).
That's 八ヶ岳!
下に見えるのが“硫黄岳山荘”.
ここまでほぼ4時間.
“横岳”超えて“赤岳天望荘”まで縦走しちゃろうかぁっ!とも考えたのだが、
もう足が疲労困憊.荷物が重過ぎる.ザックが合わないで肩が痛い.
それにこの山荘、予約してるもんなぁ.予約したからこそ迎車してもらった恩もあるもんな.
で、予定通り、今日は“硫黄岳山荘”泊とした.
画面左が“横岳”.
それに隠れて“赤岳”は見えない.
右に“阿弥陀岳”.
“阿弥陀岳”の手前に見える大きなコブが、“大同心”.
なかなか凄いスケール感だ!
山荘でご一緒になった私とほぼ同年代の栃木から来られた男性二人組さん、
「ここに荷物置いて“台座の頭”まで行ってきたらいいよ.明日あなたが行かれる横岳ルートが見えるから.
私らもさっき行ってきたけど、張り付いている人を見ると、とてもとても私たちは止めとこうと思ったよ」
とのこと.
夕方5時半の食事まで1.5時間.
往復で1時間.
よし、行ってみよう.
で、“台座の頭”.
そこから“赤岳”までの縦走の最初の難関、“横岳”の縦走ルートを俯瞰する.
へ(・.・;)、もしかして、あの鎖が張ってある、雪が線でへばり付いている、あそこを登るの(;'∀')?
「おいっ、おいっ、おいっ」
「ホントにあそこを登るんかいな?迂回路なかったっけ?」
不安な気持ちを抱きながら、一人とぼとぼ山荘へ戻る.
夕食.
「へ?ここの夕食ってこんなん?」
プアぁ~(驚)(怒)(プンプン)!!!
で、暖炉で談笑して、午後8時就寝.
で、朝食.
プアぁ~(驚)(怒)(プンプン)!!!
私の山小屋史上最悪.
ごめんなさいm(_ _)m って、何でオラが謝らないといかんのじゃ!
午前6時、今一度まずは“台座の頭”まで行って、“横岳”を見て今日の私の気持ちがどう振れるか確かめることにした.
結構風が吹いていて、靄を吹き払って遠くまで見えるぜ.サイコー!
“阿弥陀岳”の後方に“南アルプス”の山並み.
北へ向けて“北アルプス”.
北アルプスに登っていてはこの景色は見れんのじゃぁ
さ、さ、登りましょ.
再び“台座の頭”.
おー、“富士山”!
この景色を見ながら“赤岳”まで縦走を企んでここまで来たんじゃぁ!
がー、そこに立ちはだかる“横岳”.
記念撮影
そりゃ撮るっしょ(^.^)
西日本の人間にとって、そうそう見れない“富士山”だもの.
“横岳”の張り付きまで来てみた.
私を抜いてベテランさんが、アイゼンをつけて登って行かれている.
この高度感('∀';)
実はこう見えて私、垂直の断崖の上を高度感感じながら歩くのが苦手なんだわぁ.
行こうかどうしようか、迷った、迷った、迷った…∞
ホント迷った.
でも残念ながら今日の私には無理と判断.
自分に負けたようで悔しかった.辛かった.
でもだからこそ今ここで、このくどい記事をかけてるのかもしれない(^.^)
行ってたら大怪我負ってたかもしれない.
これが“勇気ある撤退”
【 付記 】
帰宅して測ったら、荷物が14kg.この時水4Lも入れているから18kg.
実は、新調したリュックの方が体形に合わないようで、肩が痛いし、重心が後ろに引っ張られている.
また、写真に写っていないが、岩の裏側を通らなければならず、“カニの横這い”と言われている程.
それをクリアした上で写真のごとく、雪がへばり付いてかつ、写真で見ても分かるように凄い高度感.
落ちたら終わり.
残念ですが止めときます.
夏山で来る時があったらクリアできると思います.
冷静な判断、です.
さて“台座の頭”まで引き返します.
ここで後続の登山者の方々が「えー、行けますよぉ」と誘ってくれるが、
何回も来られているだろう、関東の方々の様.
同列になってはいけません.
結果行けるのかもしれないが、自重、自重、と言い聞かせます.
もう一回“硫黄岳火口”
北アルプス!
左から“穂高連峰”、“大キレット”、うじゃうじゃっとあって一番右に“槍ヶ岳”.
3年前あそこを歩いたんだぜ!大キレットは歩いてないけど…(^^;
よし!“赤岳鉱泉”へ下りてくぞ!
名残惜しい….
またアイゼンが必要.
おぉ、これが“赤岳鉱泉”か.
この山荘は雰囲気あるなぁ.
もし最初出発で“美濃戸口”を選んでいたら、まず最初にここに到達することになっていた.
“アイスキャンディー”というこの山荘独特の雪と氷のオブジェ.
もう溶けてる.冬場はもっと大きいらしい.
インドカレーを食す.
普通…(^^;
八ヶ岳西壁
ここを歩けなかったわけだ.
左に“赤岳”
コンパクトで背丈が高いから、圧迫感がある!
“赤岳”、向かって左に“地蔵尾根”、右に“文三郎道”.
“行者小屋”
“南沢コース”で帰る.
“北沢コース”に比べ、険しいらしい.
ずっとアイゼン(;'∀')
“美濃戸口”到着.
振り返って“美濃戸登山口”
行者小屋から約2時間かかった.
“赤岳山荘”
ここからまた歩いて1時間で“美濃戸口”のバス停.
美濃戸口バス停から、バスで約40分で茅野駅に戻った.
さぁ帰りましょ.
茅野駅の緑の窓口で、広島に一番早く着く電車で、と.
全部指定席!
いつも日曜日、名古屋から帰りの新幹線が一杯で座れない!(プンプン)
指定席取れるなら全部指定席でないとしんどくてしょうがない.
お陰で塩尻から名古屋までの“特急しなの”、指定席満席だったからグリーン車になっちゃった(^^;
夜10時半、広島到着.
疲れたBー!
リュックの重さ16kg
山行出発時点で、水2L入るから約18kgを背負ってる.
この重さ、リュックが体にフィットしていないこと、体力が十分でなかったこと、アイゼン付けてのあの高度感ある縦走
を勘案すると、今回は悔しかったけど横岳縦走しないで正解だったかな.
無傷で家に帰れた喜びを受け入れよう.
また夏山でリベンジしちゃる!
↓これが今回の行程図.
八ヶ岳はやっぱ“赤岳”押さえておくべきだったよなぁ(T.T)
美味しいことは先にやるべし!
リサーチ不足じゃった.