私見ですが技術的な敗因は、「ロング、ミドルシュートをしない日本」だったと思う。
先日の“何しとるんっ!!”でも書いたが、日本は男子でも女子でもシュートの長さが短い。ペナルティエリアに入らないと打ってはいけない、とでも教えられてるかのようである。
いや、この決勝戦を受けての提言、「シュートが短い、もっと長いシュートを打て」と言っているのは、先日の書込みの点を獲るためにロングシュートを打て、いう意味ではない。“守りの意識を高めるため”のロングシュートの奨めである。
アメリカのロイドの2点目のミドルシュート、あの場面、日本選手らは“この距離ならまだ打って来ないだろう”という意識がなかったか? その甘い意識は、裏返せば“自分たちはこの距離ではまず打たない”という意識があるからに他ならない。
点を獲る意味でも、また相手のロングシュートを警戒する意味でも、自ら距離の長いシュートを打つ訓練をしなさい。日本の攻めのセオリー通りを他国がしてくるわけではないのだから。ただでさえも小さい日本人、ペナルティエリアより遠目から“飛び道具”を使う意識をもっと持ちなさい。
今までの日本のサッカーで最も足りないのが“少々遠くてもどんどん打つ!”という意識。
その意味では男子の大津君、期待しとるよぉっ、君に!!