今日は、近いうちに制覇したかった大山登山です。
新しく開通した“松江道路”で行きます。
三次JCTを過ぎて庄原の“七塚が原SA”まで行ったところで、全線開通しているとの情報を得て、引き返して乗りました。
安来から大山を見ながらドライブです。東名から見える富士山を彷彿とさせます。
やはり大きい。
夕日を浴びる大山をバックにCOMPASSちゃんと記念撮影。
中海に沈む夕日。
大山第1駐車場でビバーク、…てか、車中泊(^.^)。
気温21℃。夜の大山を眺め、明日の闘士を掻き立てながらビールで一杯。
ほぼ満月。大山の稜線が浮かび上がります。これ、ホントは真っ暗なんですよ。デジカメの威力です。
午後10時半、就寝。
朝4時半。山頂は雲がかかってますが、地元の人に「今日は晴れるじゃろう」といわれ、気持ちを強く持ちました。
行動食(山へ登りながらいつでも食べられるようにするカロリー補給食の意味)。
水分は、500mlのペットボトル3本にします。
夏山登山道でアプローチ。
登山口 標高780mから、弥山(伯耆大山) 標高1710mまで標高差約930m、距離にして片道3kmの登山です。
目標は3時間。でも4時間で上がれれば良しとしましょう。
さぁ、朝夕の8kmの徒歩通勤、効果あるかな?
午前6時。出発!
3合目までで45分…。
階段がずっと続いて、腿が上がり続けるかなぁ、と不安になります。
標高差420mを1時間ということになります。
まだ傾斜が緩いし、元気だから速い?
ここまで1時間10分。
標高差100mを26分。
標高差100mを22分。
上の方の緑の中の白い点、ヒトです。
結構な傾斜です。
おお、有名な“砂滑り”。
ここまで約2時間。
標高差100mを17分。
ここまで2時間20分。
きついよぉ…。
でも8合目、頂上がみえてきたようで勇気が出ます。
稜線。
標高差100mを18分。
おぉ、下界。境港、日本海方面は残念ながら霞んでる。
それでもこの時期の大山からの眺めとしては良い方だろう。
これが有名な“木道”かぁ。
ここまで2時間33分。
やったぁ!頂上制覇!
登山口から2時間55分。
目標の3時間クリア。
弥山(大山山頂をこう呼ぶそうです)1,710mで記念撮影。
山頂はこんな感じです。
向こうに見える三角形のピークが“剣が峰”という1,729mの最高点なのですが、稜線が崩落していて縦走は危険、ということで立ち入り禁止。確かに滑落しそうです。
では下りましょう。
この登山靴、結構使ったなぁ。
下りでつま先が靴に当たらないように足首までをかっちり締めます。
因みに私は登りでは足首を自由に動かせるようにするため、上まで締めません。
登ってくるヒトが多いです。
すごい勾配です。
帰りは“行者登山道”で下山しました。
が、登りの“夏山登山道”よりぜんぜん傾斜がきつく、もう腿が笑って(俗に膝が笑うといいますが)下りれないのです。前のパーティについていっていたのですが、私一人置いてけぼりになりました。
こちらは傾斜が厳しく登ってくるヒトもおらず、 寂しいです。怖いです。
でも一本道なので「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせながら下ります。
砂滑りがよく見える“元谷”というポイント。
やっと到着です。
な、なんと、下りで2時間半かかりました。足が…。
朝の徒歩通勤、しないよりしていたことでこの程度で済んだ、ということかもしれませんが、やはり走らないと足腰は強くならないかもしれません。
大神山神社です。
旅館街で、カキ氷。
予想通り、午後からは大地が温められて上昇気流の影響で曇ってきますよね。
高い山は午前中に登りきるに限ります。
では、大山、さようなら。
それにしても大山、侮れない山でした。
山行中、富士山に登ったことがある、という初老のおじさんとお話しましたが、 「この山は傾斜がきつくて、階段ばかりだから富士山よりハードじゃ」との感想。
そうか、富士山はこれよりは登りやすいんだな。ただ、距離があるので途中、山小屋に泊まったほうが良いのでしょう。
で、大山のモンベルで、今後の山行の予備知識としてレトルトご飯を買ってみました。
お湯を入れて15分で、結構おいしくって量もあるご飯の完成です。
今朝(7/22)の朝食で食べました。
こんど、日本アルプスへ行くときはぜひ持って行こうと思います。