ハゲルの動く城

人生、否定も肯定も全て呑み込む、よう努力する.
最近記事が長くなっています.老後に読み返す楽しみ、という備忘録です.

僕はなぜ山に登るのだろう? (備忘録)

2015-11-07 10:47:51 | 登山

「そこに山があるから」

という名言はあるが、私の場合、なぜ山に登るのだろうかとフと考えることがある.

先日の“表銀座縦走”の写真はとても分かりやすいと思うのだが、

山登りは、必ず“頂(いただき)”という見える目標がある.

どんなに遠くに見えても、一歩一歩歩を進めれば必ず到達できる.

力量の差から、時間の長短はあれど、“諦めない者は必ず目標達成”できる.

「あそこまで….今年の俺は歩けるか?来年も歩けそうか?」

と、自分の体力と気力に訊ねながら歩いている.

誰も助けてくれない.でも、誰も邪魔もしてこない.自分さえ頑張ればいい.

自分が立てた目標.達成するのは自分の体力と気力のみ.

自然に懐かれ、自然に対峙し、一人内観しながら黙々と歩く.

くじけたとしても、誰も見咎めない.だが、“自分自身が敗れた自分を許せない”、そんな世界.

幸い今のところ全回目標達成できているので、敗北感を感じたことはない.

近づく頂(いただき)が、くじけそうな気持ちに力を貸してくれる.

その頂(いただき)に立つ瞬間.

歩いてきた者にしか与えられない感動がそこにある.

いつまでアルプス行けるだろう….

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今年に入って、北アルプス予行演習かたがた登った山
H27.1.18 白木山
H27.2.1   呉婆々宇山(ごさそうざん)
H27.7.26 深入山
H27.8.10 十方山(じっぽうざん) 
H27.8.16 雲月山(うんげつやま) 
H27.8.23 三倉岳(みくらだけ) 

あと、春以降できるだけ自宅と職場を歩いて通勤して、意識して足腰を鍛えました.

これらのお陰で、今回の北アルプス縦走が成功したと思っています.