笹井氏の会見を生で見ていない。彼の表情などをリアルタイムに確認していないのでなかなか発言しにくいが、
彼は記者会見で、論文は撤回、しかし有力な仮説として再実験等検証する価値がある、と発言した。
これはこれで妥当だと思う。
ただ、山梨大学の若山教授が実験の正当性をチェックしていたと思っていた、など責任逃れは散見された。
私は今でも小保方氏も、論文として体を成していないものと認めていったん撤回するのが良いと思う。
ここで一つ、小保方氏は先の会見で、2月だったか3月だったか、Natureに訂正論文を再投稿している、と発言していた。これが論文の体を成しているなら、Natureは採用するだろう。ここの言及がなかった?
それにしてもマスコミは、“最も知りたいのはSTAP細胞があるのかないのか”と必ず付け加える。まったく閉口する。ったく…。これではミソくそ一緒じゃないか!
繰り返すが、確実に論文不正をした、これが問題であって、STAP細胞があるかないかはリンクさせて報道すべきではない。
これでは“STAP細胞があるのなら、小保方氏の論文不正を許す”というロジックになってしまう。
無理やり論理を分かりにくいように狡猾に面白おかしく歪める。
本日の会見を聴いても、あまり目新しいことはなく、これ以上のことはない。
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