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巨人人気凋落の要因~その3

2008年06月01日 | 2008プロ野球
1.強奪と揶揄される他球団の中心選手のFAでの獲得
2.同外人選手の獲得
3.スター選手の不在
4.野球内容の拙さ
5.遠ざかる日本一
6.元オーナーの数々の発言、提案に対しての反発


-スター選手の不在-

真のスターは生え抜きがほとんど。
これは巨人に限ったことではない。他球団の人気選手の多くは生え抜きが多い
例外も無いことも無いが、その選手が移籍後に優勝につながる大活躍を続けたり、目立た無かった選手が移籍後に才能が開花して一流の選手として認められる様になった場合などがある。

松井、桑田が去った後の巨人最高のスターは高橋由伸と上原だと思う。
高橋由は素質、期待度、プレースタイルで大スターになる素養は大いにあった。しかし度重なる怪我、タイトルにあと1歩足りない実力と運、リーダーシップはあるがスター性の無いキャラクターのためイマイチ人気が出ない。
上原はルーキーの時がプロ生活のピークでありそれ以降は尻すぼみ。一時代を築いたエースではあるがここ数年は成績がガタ落ちの上に銭ゲバのイメージが強すぎてさらに人気を落としている。

今は安定した成績とストイックなプレースタイルで純粋な野球人の小笠原、明るいキャラのラミレスが巨人の人気選手である。
この二人が生え抜きではなくここ数年で移籍してきた選手ということがなんとも今の巨人人気を象徴している。

しかもここに名前を挙げた選手たちはすでに選手晩年期に差し掛かってる。新たな若いスター選手の出現を期待するしかない。



巨人人気凋落の要因~その2

2008年05月12日 | 2008プロ野球
1.強奪と揶揄される他球団の中心選手のFAでの獲得
2.同外人選手の獲得

3.スター選手の不在
4.野球内容の拙さ
5.遠ざかる日本一
6.元オーナーの数々の発言、提案に対しての反発


-強奪と揶揄される他球団の優良外人選手の獲得-

巨人は外人選手の獲得が下手だった・・・というか優勝を義務付けられてるから並の選手や成績で優勝を逃したら
失敗扱いされてしまう。
成功したといえる外人選手はクロマティ、ガルベスくらいか。ほとんどの選手が満足な成績を残せずに退団している。
そこで目をつけたのが日本球界で活躍した助っ人外人を高額契約で自軍に引き入れるという安易な方法をとっている。

1978 ジョン・シピン(大洋) 大洋に6シーズン巨人に3シーズン在籍
3割30本の強打者

1995 ジャック・ハウエル(ヤクルト) ヤクルト3シーズン巨人に1シーズン在籍 
ヤクルト時代の1年目に首位打者とHR王獲得でMVP

1999 ドミンゴ・マルティネス(西武) 西武2シーズン巨人3シーズン 
西武時代レギュラーで実力を発揮したが巨人では怪我の多い清原と併用で力出せず

2000 ダレル・メイ(阪神) 阪神2シーズン巨人2シーズン 
阪神時代は勝ち星に恵まれなかったが巨人時代は2年連続二桁勝利

2003 ロベルト・ペタジーニ(ヤクルト) ヤクルト4シーズン巨人2シーズン 
ヤクルト時代は高打率で打点王、HR王2度獲得 MVPにも選出される。
巨人移籍1年目はライトにコンバートされ故障がちになりながらもそこそこの成績を残す。
2年目は清原と一塁併用になり清原故障も自身も怪我がちで成績下降、2年で退団。

2003 マット・ランデル(ダイエー) ダイエー2シーズン巨人2シーズン ダイエー在籍時は1試合のみ登板。
巨人時代は中継ぎ・先発と重宝するも成績はパッとせず2年で退団。

2003 ロドニー・ペドラザ(ダイエー) ダイエー4シーズン巨人1シーズン 
ダイエー時代にストッパーとして活躍2度の最優秀救援投手を獲得。巨人時代は故障で6試合しか登板できず早々に解雇。

2004 ブライアン・シコースキー(ロッテ) ロッテ3シーズン巨人2シーズンヤクルト1シーズン現ロッテ
タフな中継ぎで成績も悪くない、が、助っ人としては少々物足りないのか戦力外になりやすい。

2005 スコット・マレン(横浜) 横浜1シーズン巨人1シーズン 
先発として獲得するも波が激しく二桁勝利には程遠く、1年で戦力外に。

2005 タフィー・ローズ(近鉄) 近鉄8シーズン巨人2シーズン現オリックス2シーズン目 
HR王、打点王など獲得の外国人枠を外れた外人。
巨人時代もHR王獲得などあったが巨人の水に合わず、そして金額に見合った働きもできず解雇となる。

2006 李承燁(ロッテ) ロッテ2シーズン巨人3シーズン目 
韓国の「国民的打者」韓国時代はHR量産シーズン56本のアジア記録保持者。
フルに出れば.270 25本は期待できる打者。だが・・・・7億近い年俸にこの成績では・・・・

2006 ジェレミー・パウエル(オリックス) 近鉄・オリックス5シーズン巨人2シーズン現ソフトバンク 
若い時から日本で活躍する先発投手。近鉄時代に最多勝獲得したこともあるが二桁勝つと同時に二桁負ける投手。
巨人二年目は怪我(サボリ?)で全く戦力にならず。

2006 ジョージ・アリアス(阪神) オリックス2シーズン阪神3シーズン巨人1シーズン 
率は低いが長打力があり外野守備もそこそこ良かった。
巨人時代はチームのテコ入れに獲得したが出場当初の不振で2軍落ちしそのまま解雇となった。疑問の残る獲得と起用。




まあそれでも数年に一人くらいとか、他球団を戦力外になった外人なら風当たりは強くなかったんだろうが
前年タイトル争いに絡んだ選手や巨人相手に活躍した選手を多く獲得し、昨シーズンオフには全てセのライバル球団から
三人も獲得してしまった。
さすがにこれは巨人ファンも手放しには喜べなかった。強力な戦力補強は心強い、が、他球団の戦力を手軽に金で
引き抜いてきたようで複雑な気持ちだった。
巨人ファンでさえこのような感情なのだから、引き抜かれたチームのファン、それ以外の人も良いイメージは無い、というか
悪いイメージしかないだろう。例えそれが正規の契約だとしても。

巨人人気凋落の要因~その1

2008年05月07日 | 2008プロ野球
1.強奪と揶揄される他球団の中心選手のFAでの獲得
2.同外人選手の獲得
3.スター選手の不在
4.野球内容の拙さ
5.遠ざかる日本一
6.元オーナーの数々の発言、提案に対しての反発


-強奪と揶揄される他球団の中心選手のFAでの獲得-

巨人人気低下の一因にFA選手の乱獲がある。

1993 落合博満 中日
1994 川口和久 広島  広沢克己 ヤクルト
1995 河野博文 日ハム
1996 清原和博 西武
1999 工藤公康 ダイエー 江藤智 広島
2001 前田幸長 中日
2005 野口茂樹 中日 豊田清 西武
2006 小笠原道大 日ハム 門倉健 横浜

超大物を引っ張るのはいいと思う。過去の獲得選手で言えば

落合、清原、工藤、小笠原

一塁及び三塁を守る打に関しては超一流選手で獲得時期も入れ替わるように巨人に入ってるので良い補強。
問題なのは超大物ではない選手を無駄に獲得することにある。
FAでとったからには試合で使わないと意味が無い。なのに1軍2軍をうろうろさせている。

河野、野口、門倉、前田

前田に関してはFA入団だが既に中継ぎであり大活躍してFAしたわけではないので乱獲と言う感じではない
河野、野口、門倉は前所属チームではローテーション投手だったのに獲得後は早々と先発失格にして
中継ぎで使い、さらに結果が出ないと二軍において飼い殺しのような印象を与えている。

そして最も印象を悪くしてるのはFA選手の末路だ。
上で挙げた現在も巨人在籍選手以外の選手で巨人で引退したのは川口只一人。

落合→日ハム 広沢→阪神 河野→ロッテ 清原→オリックス 工藤→横浜 江藤→西武 前田→TEX

結局巨人では完全燃焼できずに戦力外となり他球団に移籍している。
これは日本人の感覚だと使い捨てのように思えて印象が悪い。冷たいイメージが付いてしまった。


現役巨人ファンが振り返る巨人人気凋落の原因

2008年05月06日 | 2008プロ野球
実は子供の頃から野球ファンであり大の巨人ファン。
昔からナイターをテレビで見るのが最高の娯楽だった。
仕事をするようになり朝から晩まで働いていたため一時期見れなくなっていたが
昨年あたりからよく見るようになった。

近年、巨人の人気凋落やテレビ視聴率の低下が話題になる中、逆行するように巨人を応援
テレビ観戦するようになった。
野球人気は衰えてないが巨人人気は著しく落ちた事は実感している。
が、ここで見捨てるのは真のファンではない(当たり前か)自分は死ぬまで巨人ファンだと痛感した。
ただ熱狂的な奴ほどアンチに転身してるのを何人も見てきてるだけに寂しさは否めないし
ガラガラのスタンドを見るのは本当に悲しい。
ここに巨人人気凋落の原因を考えてみる。

1.強奪と揶揄される他球団の中心選手のFAでの獲得
2.同外人選手の獲得
3.スター選手の不在
4.野球内容の拙さ
5.遠ざかる日本一
6.元オーナーの数々の発言、提案に対しての反発

暇な時に以上の要因を掘り下げて分析してみようと思う。