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高知の宗安寺(そうあんじ)と川上不動尊

2014-09-26 08:18:49 | パタヤの水上マーケットその1
宗安寺(宗安禅寺)は別名、川上不動といい、四国三十六不動尊第17番札所に定められ、地元ではお不動さんと親しまれています。
当寺由緒に、昔鏡川上流領家郷の横矢から洪水に流された不動尊が、現住地の大藤に掛かり安置された、との伝承から川上不動の名があります。
開基は古く平安時代とされ大同二年(807年)と比定されています。
国指定重要文化財
 木造不動明王坐像(明治44年8月9日指定) - 檜材、一木造、像高142.3cm、鎌倉時代作
 木造持国天・増長天立像(明治44年8月9日指定) - 持国天像は欅材、一木造、像高160.2cm、鎌倉時代作
 増長天像は檜材、一木造、像高135.3cm、平安時代後期作

正式に宗安禅寺が成立したのは、鎌倉時代末期で、京都五山東福寺派の雙峰国師の開設により、本尊は釈迦如来像が安置されました。
やがて、長浜の雪蹊寺、五台山の吸江庵(寺)と共に土佐の臨済宗三大禅寺の一つと言われるようになりました。
宗安禅寺は戦国時代は土佐七雄(とさしちゆう)の中でも最大の豪族本山氏の菩提寺であり、その後土佐を統一した長曾我部氏も厚く保護したそうです。


== 歴史 ==
大同2年([[807年]])の創建とも伝えるが、草創の事情は定かでない。中世には裏山の不動堂とともに修験の道場となっていた。戦国時代、[[朝倉城 (土佐国)|朝倉城]]主の本山梅慶([[本山茂宗]])が当寺を保護し、同家の菩提寺となった。この際に禅寺に改められたとみられる。<ref>『日本歴史地名大系 高知県の地名』、p.361; 『日本名刹大事典』、p.513</ref>






















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