ガラス

🍎りんごうさこと
🍏青りんごうさこ

手の中におさまるかわいこちゃん。
毛糸や布、木や皮、
他の素材なら落としても壊れないけど
ガラスは儚い。
同じガラスでも、このガラスは修理が難しい。
修理するぐらいなら初めから作り直した方が早い。
けど、全く同じにはならないから、何個も作ることになる。
途中で頭冷やすために休憩できず、いっきに作り上げている。
完全に熔かしきらずにポコポコっと凹凸を残すための順番だったり、
作り方、作りたいデザインが
そもそも壊れやすい形になっているのもあるんだろうな。
時々　ぎゅっと苦しくなる。

だけど、私はこのガラスで作り続けている。気づくと人生の半分ぐらい。
変えた方が、もっと落ち着いて作れるんだろうな　
模様のつけ方作り方も広がるんだろうなって何度も思うけど。
なんでなんだろ。
私には明確な理由が言えない。

ぷーって吹く感覚が好きだ。
いつも失敗する色が割れずにうまくできた時の達成感
頭で考えてた以上の空間が　並べてみたらワクワク広がった時
なかなかうまくいかない日々の中の虹を見た時のようなほんの一瞬を期待しているのか
やめるのが怖いのか。。。