この記事では 家族の位置見守り機「FamilyDot ファミリードット」
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=>デジタル見守りキーホルダー候補
下図の左が現在の大田区高齢者見守りキーホルダー(蓄電池不要)、右がFamilyDot ファミリードット適用デジタル見守りキーホルダー(蓄電池付き、GPS、移動無線通信2GーGSM 、3G-WCDMA、短距離無線IEEE802.15.1ーBluetooth, IEEE802.11ーWiFi対応、専用アプリの動作環境 :Android 5.0以上、 iOS 11.0以上 )候補例
の機能・特徴と、使用した際の使い勝手や感想をまとめています。
まず 大事なポイントとして、FamilyDotアプリに表示されるのはあくまで「3/5/10分に1回の測定時点の保持者の位置(点)」であり、あとはそれを単純に直線で繋いだ「線」で構成されるということ。
保持者が歩いた道沿いに足跡が綺麗にトレース表示されるわけではないので、その点は注意が必要です。
〇下図は、私が実際にFamilyDot
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を持ち歩いた際のアプリ上の表示です。
※赤い点線(A)が実際に歩いた経路で、緑の点と線(B)がFamilyDot上の表示
最も詳細な計測が可能な「3分に1回」を選択していますが、それでも下図レベルが限界です。
ただ「具体的にどの道を歩いたか?」ではなく「ザックリどの辺を移動していたか?」を把握するのにはこの程度の精度でも十分かと思います。
〇下図は、もっと広い範囲で約2km程度を散歩した際のものです。
※赤の点線が実際に歩いたルート
この程度の広範囲表示になると、おおむね正確にマッピングできていることが分かります(時折 緑の線が画面外に出てしまっているのは通信時の不具合と思われます)。
〇ただし ビルなどの建物に入ってしまうと、測位の精度はグッと低下します。
中野ブロードウェー(ビル内)を1時間ほどブラブラした際の経路表示が下図。実際に私が居たのは「図A」の赤線内(中野ブロードウェー)ですが、アプリ上の表示(Bの線と点)では 30~50M程度離れた小道やお店をハシゴして歩いていた感じになってしまっています。
〇【まとめ】位置情報の精度は「ザックリこのへん」
以上を踏まえて あらためて位置情報の精度を考えてみると、FamilyDotアプリに示される通過地点の経路などは「ザックリこのへんを通った」くらいに受け止めるのがよさそうです。
例えば「保持者がどの道を通ったか?」「どのお店に立ち寄ったか?」といった細かい情報までを特定するのは難しく、実際の位置や移動経路は アプリ上の表示に対して「±50M程度」の誤差があるものと、見守る側は認識しておいた方がよいかと思います。
ただ 家族の「監視」ではなく「見守り」機能としては このくらいの精度でも十分なのかな、と思います。奥さん(旦那さん)の浮気調査目的とかにはちょっと不向きですね 笑
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