【AFP=時事】ウクライナは2日、黒海(Black Sea)のズミイヌイ島(スネーク島、Snake Island)付近でロシアの巡視船2隻を
トルコ製の無人機
で撃沈したと発表した。
ウクライナ国防省はソーシャルメディアを通じて、2隻が同日未明に破壊されたとの声明を出すとともに、小型軍用船1隻が爆発する様子を捉えた動画を公開した。
声明には、ウクライナ軍のワレリー・ザルジュニー(Valeriy Zaluzhnyi)総司令官が、トルコ製の軍用無人機「バイラクタル(Bayraktar)」が「力を発揮している」と述べたと記されている。
ズミイヌイ島は、同島にいたウクライナ兵がロシアの軍艦からの投降の呼び掛けを拒否する交信がインターネット上で拡散したことから、ウクライナの抵抗の象徴となった。
投降を呼び掛けたのは、先月中旬に沈没したミサイル巡洋艦「モスクワ(Moskva)」。同艦の沈没理由について、ロシア側は艦内で爆発が起きたためと説明しているのに対し、ウクライナ側はミサイルを命中させたと主張している。
【翻訳編集】AFPBB News
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