[28日 ロイター] - 米マイクロソフト(MSFT.O), opens new tabとオープンAIは、中国の人工知能(AI)新興企業ディープシークと関連のあるグループが、オープンAIの技術から出力されたデータを不正に入手したかどうかを調査している。
ブルームバーグが28日に報じた。
報道によると、マイクロソフトのセキュリティー研究者は昨年秋、ディープシークに関係しているとみられる人物がオープンAIのアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を使って大量のデータを流出させているのを確認したという。
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オープンAIのAPIは、ソフトウエア開発者や企業顧客が同社のサービスを購入する主な方法。
ブルームバーグによると、オープンAIに出資しているマイクロソフトは不審な活動について同社に通知した。
低コストの半導体とより少ないデータを使用して開発したとされるディープシークの無料AIモデルの台頭を受け、
27日には世界的にハイテク株が売り込まれた。
米ホワイトハウスのAI・暗号資産(仮想通貨)責任者デービッド・サックス氏は28日、FOXニュースのインタビューで、ディープシークが米国から知的財産を盗んだ可能性があるとの見方を示し、「ディープシークがオープンAIのモデルから知識を蒸留したというかなりの証拠がある」と述べた。
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