【ワシントン=冨山優介】米航空宇宙局(NASA)は26日、月を周回する観測衛星が撮影した画像で、月面に精密着陸した日本の探査機「 SLIMスリム 」を確認したと発表した。
SLIMは、日本時間の20日、月の南半球にある「 神酒みき の海」近くに降り立ち、目的地への誤差100メートル以内の「ピンポイント着陸」を達成した。
日本は月面着陸を果たした5番目の国となった。
NASAによると、衛星「ルナー・リコネサンス・オービター」が高度約80キロ・メートルから撮影した月面の画像を着陸前後で比較すると、小さな白い点としてSLIMが写っていた。
SLIMの周辺の明るさも変化しており、着陸時のエンジン噴射の影響とみられる。
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