2021.6.18
高尾 泰朗
たかお・やすあき
日経ビジネス記者
2015年早稲田大学文化構想学部卒業、日本経済新聞社入社。16年から企業報道部で遊軍や教育・介護などサービス産業、建設業界などを担当。2020年4月から日経ビジネス記者。担当は航空など運輸業界とサービス業。
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劇場版の興行収入が日本国内だけでも400億円を超えたアニメ「鬼滅の刃」。アニメ制作に加え、主題歌なども手掛けたソニーグループ(ソニーG)には大きな収益がもたらされた。
ただしソニーGのエンタメ事業全体で見れば、「鬼滅」効果はさほど大きくない。2021年3月期のゲームと音楽、映画などエンタメ部門の売上高は単純合算で4兆3000億円を超え、営業利益も6000億円に達している。なぜ、ソニーGはエンタメで稼げるのか。
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