By - NEWS ONLINE 編集部 公開:2022-12-27 更新:2022-12-27
元航空自衛官で評論家の潮匡人氏
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が12月26日(月)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。2022年を振り返るキーワードとして、アルファベットの「Z」を挙げた。
26日の放送では、評論家の潮匡人が2022年を振り返るキーワードとして「Z」の一文字を挙げた。
「2022年に最も世界を震撼させたニュースは、やはりロシアによるウクライナへの軍事侵攻。
多くの人 が侵攻 開始当初、何度もロシア軍の戦車に描かれた“Z”の文字を目にしたと思う」と、選んだ理由を話した。
潮は「“Z”の意味については諸説あるが、もともとロシアとウクライナはソビエト連邦という1つの国で、お互いに同じソ連製の戦車を保有してきた間柄。
外形的に敵か味方かわからないので、ロシアとしては自軍を識別する符号として“Z”を用いたのが始まりだったのだろう」と指摘。
そのうえで、「侵攻開始から10カ月が過ぎ、次第にその“Z”の符号が、ほかの国や地域で、ロシア軍のウクライナ侵攻を支持したり、正当化する意味合いでも使われ始めた。
もはや単なる識別の符号では収まらなくなってしまった」と話し、2022年に、“Z”の文字が持つ意味合いが大きく変わってしまったことも理由に挙げた。
また潮は、「Z」を選んだ別の理由として、アメリカ中間選挙における「Z世代」の存在も挙げた。
「中間選挙では、Z世代と言われる若者世代の投票行動が選挙結果に大きく影響を与えた。
民主党と共和党、どちらが良い悪いではなく、トランプ前大統領に代表されるような極端な陰謀論や対立をあおるような言動に対し、Z世代は批判的に見ていた。
これは来年以降に向けた1つの希望だと思う」と話した。
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